中国ちゅうごく　消費者物価しょうひしゃぶっか　5カ月げつぶり下落止げらくとまる　2月がつは0.7％プラス　春節しゅんせつが要因よういんか

　中国ちゅうごくの2月がつのCPI＝消費者物価指数しょうひしゃぶっかしすうは0.7％のプラスとなり、「デフレ懸念けねん」とされる物価ぶっかの下落傾向げらくけいこうがひとまず止とまりました。春節しゅんせつの大型連休おおがたれんきゅうで旅行需要りょこうじゅようが旺盛おうせいだったことなどが要因よういんとみられます。

　中国国家統計局ちゅうごくこっかとうけいきょくによりますと、消費者物価指数しょうひしゃぶっかしすうがマイナスを脱却だっきゃくするのは前年同期比ぜんねんどうきひ％だった2023年ねん9月以来がついらい、5カ月げつぶりです。

　去年きょねんの2月がつと比くらべて食品しょくひんの価格かかくは0.9％下さがりましたが、サービス分野ぶんやの価格かかくが1.9％上昇じょうしょうしました。

　特とくに、春節しゅんせつの旅行需要りょこうじゅようが旺盛おうせいだったことから、旅行りょこうの価格かかくは23.1％と大幅おおはばに上昇じょうしょうしました。

　ただし、1月がつと2月がつを合あわせた消費者物価指数しょうひしゃぶっかしすうは去年きょねんと同おなじ水準すいじゅんで、今後こんご、上昇傾向じょうしょうけいこうが続つづくかは不透明ふとうめいな情勢じょうせいです。

ソース：NHK ニュース