輪島塗わじまぬりの店みせ　紙かみの柱はしらで職人しょくにんが仕事しごとをする建物たてものを作つくった

石川県いしかわけん輪島市わじましは、漆器しっきの「輪島塗わじまぬり」が有名ゆうめいです。桐本きりもと泰一たいいちさんが経営けいえいしている輪島塗わじまぬりの店みせは、能登半島地震のとはんとうじしんで大おおきな被害ひがいを受うけました。

桐本きりもとさんは、職人しょくにんたちのために簡単かんたんに作つくることができる建物たてものを建たてました。世界せかいで有名ゆうめいな建築けんちく家かの坂茂ばんしげるさんが協力きょうりょくしました。

この建物たてものの柱はしらなどは、紙かみを硬かたくした材料ざいりょうを使つかっています。とても軽かるいので、店みせで働はたらく人ひとたちが手てで運はこんで建たてることができました。広ひろさは12畳じょうで、地震じしんにも強つよい建物たてものです。

4月がつごろから職人しょくにんたちが、この建物たてもので仕事しごとを始はじめる予定よていです。職人しょくにんの勉強べんきょうをしている人ひとなどに使つかってもらうことも考かんがえています。

桐本きりもとさんは「これぐらい広ひろかったら、すぐに仕事しごとができます。輪島塗わじまぬりを生産せいさんして、町まちを元気げんきにしたいです」と話はなしていました。

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ソース：NHK ニュース