“江戸えど時代じだい前期ぜんきの源氏げんじ物語ものがたり”は2500万まん円えん 希少きしょう古書こしょ 販売はんばいイベント

国内外こくないがいの古書こしょ店てんが集あつまって貴重きちょうな書籍しょせきや歴史れきし資料しりょうなどを販売はんばいするイベントが東京とうきょう・有楽町ゆうらくちょうで開ひらかれています。

（イベントは17日にち午後ごご4時じまでです）

このイベントは、全国ぜんこくの古書こしょ店てんで作つくる団体だんたいが2年ねんに1度ど開ひらいていて、ことしは国内外こくないがいの28の古書こしょ店てんが収集しゅうしゅうした歴史れきし的てきに価値かちの高たかい書籍しょせきや浮世絵うきよえ、それに手紙てがみなどおよそ5000点てんが出品しゅっぴんされています。

このうち、江戸えど時代じだい前期ぜんきに書かかれたという源氏げんじ物語ものがたりは金きんや銀ぎんの塗料とりょうで鶴つるや松まつが描えがかれた豪華ごうかな表紙ひょうしなどが貴重きちょうだということで、2500万まん円えんの値ねがつけられています。

会場かいじょうでは、店舗てんぽごとにブースが設もうけられ、訪おとずれた人ひとたちが実際じっさいに本ほんを手てに取とったり、出品しゅっぴん者しゃと話はなしたりしていました。

都内とないに住すむ50代だいの男性だんせいは、「自分じぶんが持もっている絵本えほんのオリジナルのイラストが出品しゅっぴんされているのを初はじめて見みつけて、値段ねだんも安やすくないですが購入こうにゅうするか悩なやんでいます」と話はなしていました。

主催しゅさい者しゃの、日本にっぽん古書こしょ籍せき商しょう協会きょうかいの片岡かたおか敦あつし副ふく会長かいちょうは、「通常つうじょうは、美術館びじゅつかんや博物館はくぶつかんでしか見みられない珍めずらしい書籍しょせきなどが国内外こくないがいから集あつまってるので、ぜひお越おこしいただきたい」と話はなしていました。

このイベントは、17日にち午後ごご4時じまで東京とうきょう・有楽町ゆうらくちょうにある「東京とうきょう交通こうつう会館かいかん」で開ひらかれています。

ソース：NHK ニュース