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政治資金問題 野党4党 安倍派幹部ら6人の証人喚問要求で一致
2024-03-19 03:35:25

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、立憲民主党など野党4党は、18日までの衆議院政治倫理審査会では、実態解明につながらなかったとして、安倍派の幹部ら6人について、予算委員会で証人喚問を行うよう要求することで一致しました。
今回の問題で、衆議院政治倫理審査会ではこれまでに、岸田総理大臣と、18日に出席した下村元政務調査会長を含む、安倍派と二階派の事務総長経験者の合わせて7人による弁明と質疑が行われました。
これを受けて、立憲民主党、日本維新の会、共産党、国民民主党の野党4党の国会対策委員長らが国会内で会談しました。
そして、18日までの審査会では、国民が納得する説明が行われず、実態解明につながらなかったとして、安倍派の幹部ら6人について、予算委員会で証人喚問を行うよう要求することで一致しました。
証人喚問を要求する6人は塩谷元文部科学大臣、下村氏、松野前官房長官、西村前経済産業大臣、高木前国会対策委員長に加え、政治資金規正法違反の虚偽記載の罪で起訴され、自民党を除名処分となった池田佳隆衆議院議員です。
会談では、政治倫理審査会で説明をしていない、安倍派と二階派の残る45人の衆議院議員にも出席を求める方針で一致し、審査会の開催の申し立てに必要な委員が野党だけでは1人足りないことから与党側にも協力を呼びかけることを確認しました。
このあと、立憲民主党の安住国会対策委員長が公明党の佐藤国会対策委員長に申し入れました。
ソース:NHK ニュース