29日にち～31日にち 黄砂こうさ飛来ひらいと予想よそう 西にし～北きた日本にっぽんの広ひろ範囲はんいに 注意ちゅういを

あす29日にちから日曜日にちようびの31日にちにかけて、西日本にしにほんから北きた日本にっぽんにかけての広ひろい範囲はんいで黄砂こうさが飛来ひらいすると予想よそうされ、気象庁きしょうちょうは注意ちゅういを呼よびかけています。

気象庁きしょうちょうによりますと、大陸たいりくの砂漠さばく地帯ちたいで巻き上まきあげられた黄砂こうさが中国ちゅうごく東北とうほく部ぶから華北かほくにかけて広ひろがっているのが衛星えいせいによる観測かんそくで確認かくにんされ、ものが肉眼にくがんではっきり見みえる範囲はんいの「視程してい」が2キロ未満みまんとなっているところもあります。

29日にち以降いこうは西にし寄よりの風かぜが吹ふくため、日曜日にちようびの31日にちにかけて、西日本にしにほんから北きた日本にっぽんの広ひろい範囲はんいに黄砂こうさが飛来ひらいする見込みこみです。

気象庁きしょうちょうの予測よそくによりますと、29日にちの明け方あけがたには九州きゅうしゅうなど西日本にしにほんに到達とうたつし、その後そのご、30日にちには九州きゅうしゅうから北海道ほっかいどうにかけて広ひろがる見込みこみです。

各地かくちで「視程してい」が10キロ未満みまんとなり、ところによって5キロ未満みまんになると予想よそうされています。

屋外おくがいで洗濯せんたく物ぶつに黄砂こうさが付着ふちゃくすることなどが予想よそうされるほか、「視程してい」が5キロ未満みまんになると交通こうつうへの影響えいきょうが発生はっせいするおそれがあり、気象庁きしょうちょうは注意ちゅういを呼よびかけています。

ソース：NHK ニュース