Show Furigana
経済再生相 TPP 11か国で協定発効 大筋合意を再確認
2017-11-10 19:24:14

TPP=環太平洋パートナーシップ協定の参加11か国は、日本時間の10日夜から閣僚会合を改めて開き、茂木経済再生担当大臣は、11か国で協定を発効させることで大筋合意したことを再確認したと説明しました。茂木大臣は、首脳会合の開催は日程の都合で見送られるとしたうえで、共同議長を務めるベトナムのアイン商工相とともに、11日記者会見して、合意内容を発表する考えを示しました。
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の参加11か国は、日本時間の9日の夜からベトナム中部のダナンで開いた閣僚会合で、離脱したアメリカを除く形で協定を発効させることで大筋合意し、首脳会合を開いて合意を正式に確認することにしていました。
しかし、10日開かれる予定だった首脳会合の直前に行われた、安倍総理大臣とカナダのトルドー首相の会談で、トルドー首相が、首脳レベルで合意を確認できる段階にないという考えを示し、首脳会合は延期されました。
これを受けて、11か国は日本時間の10日夜から11日未明にかけて、改めて閣僚会合を開き、およそ5時間にわたって対応を協議しました。
会合の後、共同議長を務める茂木経済再生担当大臣は記者団に対し、「合意した内容に間違いがないことを再確認した。カナダもこの合意について『トップの了解を取っている』という話だった」と述べ、11か国で協定を発効させることで大筋合意したことを再確認したと説明しました。
そのうえで、茂木大臣は、首脳会合の開催は、首脳らの日程の都合上、困難だとして、見送られることを明らかにしたうえで、共同議長を務めるベトナムのアイン商工相とともに、11日記者会見して、合意内容や閣僚声明を発表する考えを示しました。
茂木大臣は、カナダ側の意図について、「大筋合意の段階では、最終局面で『支持する』と明確に述べており、事情はよく分からないが、今回は、細かい文章の表現まですべて含めてこれで間違いないと確認した」と述べました。
しかし、10日開かれる予定だった首脳会合の直前に行われた、安倍総理大臣とカナダのトルドー首相の会談で、トルドー首相が、首脳レベルで合意を確認できる段階にないという考えを示し、首脳会合は延期されました。
これを受けて、11か国は日本時間の10日夜から11日未明にかけて、改めて閣僚会合を開き、およそ5時間にわたって対応を協議しました。
会合の後、共同議長を務める茂木経済再生担当大臣は記者団に対し、「合意した内容に間違いがないことを再確認した。カナダもこの合意について『トップの了解を取っている』という話だった」と述べ、11か国で協定を発効させることで大筋合意したことを再確認したと説明しました。
そのうえで、茂木大臣は、首脳会合の開催は、首脳らの日程の都合上、困難だとして、見送られることを明らかにしたうえで、共同議長を務めるベトナムのアイン商工相とともに、11日記者会見して、合意内容や閣僚声明を発表する考えを示しました。
茂木大臣は、カナダ側の意図について、「大筋合意の段階では、最終局面で『支持する』と明確に述べており、事情はよく分からないが、今回は、細かい文章の表現まですべて含めてこれで間違いないと確認した」と述べました。
ソース:NHK ニュース