Show Furigana
米、ロシアにISSの運用延長を提案 2030年まで
2021-06-07 07:10:02

ロシアの宇宙機関「ロスコスモス」は6日までに、同機関のロゴジン総裁と米航空宇宙局(NASA)のネルソン長官が電話会談した際、米側が国際宇宙ステーション(ISS)の2030年までの運用延長を提案したとの声明を発表しました。
総裁は提案への賛意を表明しました。NASAの報道担当者はネルソン、ロゴジン両氏が4日に実施した初の電話会談で宇宙における両国の協力関係の将来を話し合ったことを確認。ただ、ロゴジン総裁はロシアがパートナーとしてとどまる期間について確固とした言質は与えなかったとしました。
ロシア政府は早ければ2024年にもISSから撤退し、独立した宇宙ステーションの建設に取り組む考えを示しています。米ロ両国によるISSの共同運用は20年に及びます。
ソース:NHK ニュース