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プロ野球 正力松太郎賞にソフトバンク サファテ 外国人選手で初
2017-11-09 08:36:13

「正力松太郎賞」は、プロ野球の創設と発展に力を尽くした故・正力松太郎氏をたたえ、毎年、プロ野球に最も貢献した監督や選手に贈られています。
9日、東京都内で選考委員会が開かれ、ソフトバンクの抑えのサファテ投手が選ばれました。サファテ投手はアメリカ出身の36歳。平成23年に来日して広島、西武、ソフトバンクでプレーし、150キロを超える速球を持ち味に3年連続で最多セーブのタイトルを獲得しています。
選考理由について、座長を務める王貞治さんは今シーズン、プロ野球記録となる54セーブを挙げたことや、日本一を決めた日本シリーズの第6戦で1点リードされた9回に登板し、11回まで3イニングを投げて無失点に抑え、チームの勝利に大きく貢献したことを挙げました。そのうえで、「日本シリーズを戦った工藤監督とラミレス監督も大変すばらしいが、正力さんの精神を考えたときに、もう少し幅広く考えようという話になった。5年後、10年後にことしを振り返ったときに、いちばん最初に頭に浮かぶのは彼の存在感と力投ではないか」と説明しました。
昭和52年に創設された正力松太郎賞は平成19年以来10年連続で日本一に輝いた監督が受賞していて、選手では平成24年に巨人の原辰徳監督と一緒に受賞した阿部慎之助選手以来です。また、外国人が受賞するのは平成17年にロッテを日本一に導いたバレンタイン監督以来2人目で、外国人の選手が選ばれるのは初めてです。
9日、東京都内で選考委員会が開かれ、ソフトバンクの抑えのサファテ投手が選ばれました。サファテ投手はアメリカ出身の36歳。平成23年に来日して広島、西武、ソフトバンクでプレーし、150キロを超える速球を持ち味に3年連続で最多セーブのタイトルを獲得しています。
選考理由について、座長を務める王貞治さんは今シーズン、プロ野球記録となる54セーブを挙げたことや、日本一を決めた日本シリーズの第6戦で1点リードされた9回に登板し、11回まで3イニングを投げて無失点に抑え、チームの勝利に大きく貢献したことを挙げました。そのうえで、「日本シリーズを戦った工藤監督とラミレス監督も大変すばらしいが、正力さんの精神を考えたときに、もう少し幅広く考えようという話になった。5年後、10年後にことしを振り返ったときに、いちばん最初に頭に浮かぶのは彼の存在感と力投ではないか」と説明しました。
昭和52年に創設された正力松太郎賞は平成19年以来10年連続で日本一に輝いた監督が受賞していて、選手では平成24年に巨人の原辰徳監督と一緒に受賞した阿部慎之助選手以来です。また、外国人が受賞するのは平成17年にロッテを日本一に導いたバレンタイン監督以来2人目で、外国人の選手が選ばれるのは初めてです。
ソース:NHK ニュース