Show Furigana
米大統領選挙最後の日曜日 両候補 激戦州で集会開き訴え
2024-11-04 03:44:31

アメリカ大統領選挙は日本時間の5日夜から投票が始まります。
現地では選挙戦最後の日曜日を迎え、ハリス副大統領が激戦州の1つ、ミシガン州で大統領にふさわしいのはみずからだと訴えた一方、トランプ前大統領は激戦州3州を回ってインフレを終わらせると強調しました。
現地では選挙戦最後の日曜日を迎え、ハリス副大統領が激戦州の1つ、ミシガン州で大統領にふさわしいのはみずからだと訴えた一方、トランプ前大統領は激戦州3州を回ってインフレを終わらせると強調しました。
ハリス副大統領 ミシガン州で集会
民主党のハリス副大統領は、3日、中西部ミシガン州で集会を開きました。
この中で、ハリス氏は「私は立場が異なる人たちの意見にも耳を傾けると誓う。彼らを敵だとは思わない。彼らには話し合いの席に着いてもらう。それこそが強いリーダーのすることだ」と述べ、大統領にふさわしいのはみずからだと訴えました。
ミシガン州にアラブ系アメリカ人の有権者が多いことを踏まえ、中東情勢について「大統領としてガザ地区での戦争の終結に全力を尽くす」と訴えました。
トランプ前大統領 激戦州の3州で集会
一方、トランプ前大統領はいずれも激戦州の東部ペンシルベニア州や、南部のノースカロライナ州とジョージア州で相次いで集会を開きました。
トランプ氏は、3つの州の演説で冒頭、「みなさんのいまの暮らしは4年前よりよくなったか」と問いかけ、「わたしがインフレを終わらせ犯罪者の流入を食いとめる」と訴えました。
有権者の関心の高いインフレ対策や移民対策をめぐってバイデン・ハリス政権への批判を強めることで票の掘り起こしを狙っているものとみられます。
世論調査 両者接戦
政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によりますと、勝敗のカギを握る7つの激戦州では、各種世論調査の支持率の平均が日本時間の4日午前11時の時点で、
▽トランプ氏が48.5%、
▽ハリス氏が47.6%と接戦となっていて、
投票日が迫る中、両陣営による有権者への働きかけが続いています。
ソース:NHK ニュース