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北別府学さん死去 65歳 広島一筋19年でプロ野球通算213勝
2023-06-16 07:28:22

プロ野球、広島一筋で19年間プレーし、エースとして球団最多の通算213勝をあげた北別府学さんが、16日に亡くなりました。65歳でした。
北別府さんは鹿児島県出身。宮崎県の都城農業から昭和51年にドラフト1位でプロ野球、広島に入団しました。

抜群のコントロールから「精密機械」と呼ばれ、3年目から11年連続でふた桁勝利をあげて5回のリーグ優勝に貢献するなど、エースとしてカープの黄金時代を支え、カープ一筋19年で球団最多の通算213勝をあげました。
平成6年に現役を引退したあとはカープの投手コーチや野球解説者を務めていました。また、平成24年には、野球界の発展に大きな功績を残した人をたたえる野球殿堂入りを果たしました。
令和2年1月に、血液のがんの一種、「成人T細胞白血病」と診断されたことを公表し、治療を続けていました。病気を公表した際には自身のブログで「解説者として、カープの日本一を見届けるために必ずや復活します」とコメントしていました。
令和2年1月に、血液のがんの一種、「成人T細胞白血病」と診断されたことを公表し、治療を続けていました。病気を公表した際には自身のブログで「解説者として、カープの日本一を見届けるために必ずや復活します」とコメントしていました。

関係者によりますと、北別府さんは16日午後、広島市の病院で亡くなりました。
北別府さんが亡くなったことを受けて球団は、16日夜にマツダスタジアムで行われる西武戦は半旗を掲げるほか監督、コーチ、選手は喪章をつけてプレーすることにしています。
北別府さんが亡くなったことを受けて球団は、16日夜にマツダスタジアムで行われる西武戦は半旗を掲げるほか監督、コーチ、選手は喪章をつけてプレーすることにしています。

ソース:NHK ニュース