第11管区海上保安本部によりますと、19日午前11時50分ごろ、糸満市の西の沖合にあるルカン礁と呼ばれる輪を描くように集まってできたサンゴ礁の北東およそ600メートルの海域で、ダイビング船のインストラクターから「ダイビングをしていた7人が行方不明になった」と通報がありました。
7人のうち、5人は客、2人はインストラクターで、男性4人、女性3人でした。
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沖縄 糸満沖 ダイビング中に行方不明の7人全員救助 けが人なし
2023-06-19 08:16:36

19日昼前、沖縄県糸満市の西の沖合でダイビング中の男女7人が流され、一時、行方不明になりました。全員救助されて、けがはないということで、海上保安本部が詳しいいきさつを調べています。


海上保安本部や警察がヘリコプターなどを出して捜索した結果、ルカン礁の南東およそ4キロの海上で、午後1時55分ごろに6人を、さらに1キロ南東の海上で午後2時45分ごろ、残り1人を発見し全員を救助しました。
いずれも、けがはないということです。
7人は潮の流れに乗って海中を移動する「ドリフトダイビング」と呼ばれるダイビングを行っていたということで、海上保安本部が詳しいいきさつを調べています。
いずれも、けがはないということです。
7人は潮の流れに乗って海中を移動する「ドリフトダイビング」と呼ばれるダイビングを行っていたということで、海上保安本部が詳しいいきさつを調べています。
「ルカン礁」は上級者向けスポット

今回のダイビングのグループが向かったのは、「ルカン礁」と呼ばれる、沖縄本島の糸満市の西の沖合10キロあまりのところにある、ドーナツ形をしたサンゴ礁です。ダイビングの人気のスポットにもなっています。
県内でダイビングショップを経営し、ルカン礁で10年ほどのダイビング経験があるという男性によりますと、ルカン礁は崖のような地形になっていて、最大で40メートルほどの深さがあるということです。
ルカン礁は外洋に面していて、時間帯によっては潮の流れが速くなることがあることから、上級者向けのダイビングスポットだということです。
県内でダイビングショップを経営し、ルカン礁で10年ほどのダイビング経験があるという男性によりますと、ルカン礁は崖のような地形になっていて、最大で40メートルほどの深さがあるということです。
ルカン礁は外洋に面していて、時間帯によっては潮の流れが速くなることがあることから、上級者向けのダイビングスポットだということです。
ドリフトダイビングとは
「ドリフトダイビング」は、船から海に入ったダイバーが、潜ったまま潮の流れに乗って海中を移動します。
船は、潮の流れなどから、ダイバーが浮上する場所を予測して移動し、落ち合います。
船は、潮の流れなどから、ダイバーが浮上する場所を予測して移動し、落ち合います。
ソース:NHK ニュース