高速道路の料金所に設置されたETCの出口で、車間距離をあけず、前を走る車にぴったりと近づいて、料金の支払いを逃れるいわゆる「カルガモ走行」による被害があとを絶たないなか、神奈川県警は「不正な通行を繰り返すトラックがいる」という高速道路会社からの通報を受けて捜査を進めていました。
その結果、愛知県内にある陸送会社の2人が去年、中古トラックを自ら運転して輸送している際に、神奈川県内の東名高速道路の料金所で「カルガモ走行」をして支払いを逃れたとして、19日までに道路整備特別措置法違反などの疑いで検挙されました。
このうち1人は「みずから運転し数百回は料金所を突破した」と供述しているということです。
警察はこの陸送会社がことし春ごろまでの3年間に少なくとも600回あまりの「カルガモ走行」を繰り返し、およそ750万円の支払いを逃れた疑いがあるとみて詳しく調べています。
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ETC出口で前の車に近づく「カルガモ走行」600回超か 2人検挙
2023-06-19 20:12:55

高速道路の料金所のETC出口で前を走る車にぴったりと近づき料金の支払いを不正に逃れる「カルガモ走行」。被害があとを絶たないなか、神奈川県内の東名高速道路で不正を繰り返したとして愛知県の陸送会社の2人が検挙され、警察は3年間で600回あまりの不正を繰り返していたとみて調べを進めています。

ソース:NHK ニュース