Show Furigana
大谷翔平 移籍期限までのトレード エンジェルスGMが否定
2023-06-21 08:48:11

大リーグ、エンジェルスのミナシアンゼネラルマネージャーは、ことし8月の移籍期限までに大谷翔平選手をトレードに出す可能性について「現在のチームの順位やプレーを見れば明らかなことだ」と話し、否定的な考えを示しました。
大リーグでは例年、夏のトレード期限を前に、下位に低迷するチームが上位進出を狙うチームへ主力をトレードするかわりに有望な若手選手を獲得して再建を目指すケースが多くあり、ことしは8月1日が期限となっています。
エンジェルスは昨シーズン、このトレード期限に抑えや先発投手など複数の主力選手を放出しましたが、今シーズンはここまで41勝34敗でアメリカンリーグ西部地区の2位につけ、ワイルドカードでのプレーオフ出場圏内にいます。
エンジェルスのミナシアンゼネラルマネージャーは20日、本拠地で会見し、ことしの期限までに大谷選手をトレードする可能性について「現在のチームの順位やプレーを見れば一目瞭然で明らかなことだ。前から言っているように、われわれは彼が好きだし、彼には長くここにいてもらいたい」と話しトレードに否定的な考えを示すとともに今シーズン終了後に契約が切れる大谷選手との契約延長を改めて希望しました。
その上で最近の大谷選手については「ほかの選手と同様に勝つことを楽しんでいる。ここ数週間の彼のプレーがチームの勝利に大きく貢献していることは明らかで、わざわざ私から説明するまでもない」と活躍をたたえていました。
また、トレード期限に向けた補強のポイントについては「全部だ。われわれはいいプレーを続ける必要がある。先発もリリーフも、攻撃も守りもすべての領域で補強したいと思っている」と話し、2014年以来となるプレーオフ進出に向けてことしはトレードの買い手に回る考えを示しました。
ソース:NHK ニュース