この隊員は、滝川駐屯地の第10即応機動連隊に所属する20代の陸士長で、訓練中に疲労困ぱいとなり、ほかの隊員たちとはぐれてしまったということです。
自衛隊が行方を捜したところ、28日昼前になって演習場の近くで見つかりました。
目立ったけがはなく「道に迷った」と話しているということです。
当時、実弾は持っていなかったものの小銃1丁を携行したまま行方不明になったことから、道や札幌市の教育委員会は警察からの連絡を受けて念のためすべての公立学校に注意を呼びかけていました。
レンジャー訓練を行った第18普通科連隊の聖徳猛連隊長は「多くの方々にご心配をおかけし、申し訳ありません。事実関係を調べた上で再発防止の対策を講じたい」とコメントしています。
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小銃携行の陸自隊員 レンジャー訓練中に一時行方不明に 札幌
2023-06-28 06:22:54

27日夜、札幌市にある陸上自衛隊の演習場でレンジャー訓練を受けていた20代の男性隊員の行方がわからなくなりました。この隊員は実弾の入っていない小銃を携行していましたが、28日昼前に見つかり、自衛隊によりますと、疲れてほかの隊員たちとはぐれ「道に迷った」と話しているということです。
陸上自衛隊北部方面総監部によりますと、27日午後10時すぎ、札幌市豊平区の北海道大演習場でレンジャー訓練に参加していた男性隊員1人の行方がわからなくなりました。


ソース:NHK ニュース