マイナンバーカード 証明しょうめい書しょ交付こうふシステム 再さい停止ていしへ

マイナンバーカードを使つかい、コンビニで住民じゅうみん票ひょうの写うつしなどの証明しょうめい書しょを交付こうふするシステムでトラブルが相次あいついだ問題もんだいで、28日にち、別人べつじんの証明しょうめい書しょが誤あやまって発行はっこうされるトラブルが発生はっせいしたことがわかりました。これを受うけて富士通ふじつうはシステムを再ふたたび止とめて点検てんけんを行おこなうことにしています。

富士通ふじつうによりますと、福岡ふくおか県けん宗像むなかた市し役所やくしょの庁舎ちょうしゃ内ないに設置せっちされている証明しょうめい書しょの交付こうふシステムで、住民じゅうみんがマイナンバーカードを使つかって住民じゅうみん票ひょうの写うつしを請求せいきゅうしたところ誤あやまって別人べつじんの証明しょうめい書しょが発行はっこうされたということです。

富士通ふじつうによりますと、2019年ねんにも住民じゅうみん票ひょうのデータの更新こうしん中ちゅうなどにこうした不ふ具合ぐあいが起おきていて、当時とうじ、全国ぜんこくの自治体じちたいでシステムの修正しゅうせいを行おこないましたが、宗像むなかた市しでは変更へんこうされていなかったということです。

このため、システムを運営うんえいする富士通ふじつうの子会社こがいしゃは全国ぜんこく123の自治体じちたいなどでシステムを止とめて点検てんけんを行おこなうことにしています。

このシステムをめぐってはコンビニなどで誤あやま交付こうふが相次あいついだためシステムを一時いちじ停止ていしし6月つき17日にちに点検てんけんが終了しゅうりょうしたばかりでした。

富士通ふじつうは「自治体じちたいならびに住民じゅうみんの皆様みなさまに多大ただいなるご迷惑めいわく、ご不便ふべんをおかけすることを重かさねて深ふかくおわび申し上もうしあげます」とコメントしています。

ソース：NHK ニュース