立たつ民みん 相次あいつぐ離党りとう届とどけは“執行しっこう部ぶへの不満ふまん”の声こえも 結束けっそくが課題かだい

2人にんの衆議院しゅうぎいん議員ぎいんが6月つきに相次あいついで離党りとう届とどけを提出ていしゅつした立憲りっけん民主みんしゅ党とうでは、執行しっこう部ぶへの不満ふまんが募つのっていることの表あらわれだという危機きき感かんや、さらなる離党りとう者しゃを懸念けねんする声こえもあがっていて、党内とうないの結束けっそくを高たかめられるかが課題かだいになります。

立憲りっけん民主みんしゅ党とうでは6月つき、松原まつばら仁ひとし・元もと拉致らち問題もんだい担当たんとう大臣だいじんが次つぎの衆議院しゅうぎいん選挙せんきょで希望きぼうする選挙せんきょ区くからの立候補りっこうほが認みとめられなかったとして離党りとうしたのに続つづき、徳永とくなが久志ひさし衆議院しゅうぎいん議員ぎいんが党とうの国会こっかい対応たいおうに違和感いわかんを覚おぼえたなどとして離党りとう届とどけを提出ていしゅつしました。

相次あいつぐ離党りとうの動うごきについて、党とう幹部かんぶの1人にんは「党とうの支持しじ率りつ低迷ていめいや選挙せんきょ対策たいさくをめぐり、執行しっこう部ぶへの不満ふまんが募つのっていることの表あらわれだ」と危機きき感かんを示しめしています。

また、党内とうないには「今いまの党勢とうせいでは次つぎの衆議院しゅうぎいん選挙せんきょで議席ぎせきを獲得かくとくできるか不安ふあんで離党りとうしたのではないか」という見方みかたもあり、さらなる離党りとう者しゃを懸念けねんする声こえもあがっています。

次つぎの衆議院しゅうぎいん選挙せんきょで泉いずみ代表だいひょうが、共産党きょうさんとうなどと選挙せんきょ協力きょうりょくを行おこなわない考かんがえを示しめしたことをきっかけに党内とうないでは小しょう選挙せんきょ区くで野党やとう候補こうほの一いち本ほん化かを求もとめる声こえが出でるなど、党とうの重要じゅうよう方針ほうしんをめぐっても意見いけんの対立たいりつがみられる状況じょうきょうで、執行しっこう部ぶとしては、党勢とうせい回復かいふくに向むけた道筋みちすじを示しめし、結束けっそくを高たかめられるかが課題かだいになります。

ソース：NHK ニュース