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活発な前線の影響 九州ではこのあとも線状降水帯発生のおそれ
2023-07-03 00:06:13

活発な前線の影響で熊本県では3日朝、線状降水帯が発生して非常に激しい雨が同じ場所に降り続き、土砂災害や川の氾濫の危険性が急激に高まっています。
九州ではこのあとも線状降水帯が発生するおそれがあり、大雨に厳重に警戒するとともに、自治体からの避難の情報に注意し安全を確保するようにしてください。
九州ではこのあとも線状降水帯が発生するおそれがあり、大雨に厳重に警戒するとともに、自治体からの避難の情報に注意し安全を確保するようにしてください。
気象庁によりますと、前線の活動が再び活発になっている影響で、九州を中心に2日夜から発達した雨雲がかかり続けています。
熊本県では発達した積乱雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生して非常に激しい雨が同じ場所に降り続いていて、気象庁は午前6時半ごろ「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。
熊本県が西原村に設置した雨量計では、午前6時までの1時間に95ミリの猛烈な雨を観測したのに続き、午前7時までの1時間にも93ミリの猛烈な雨が降りました。
また、午前8時までの1時間に
▽佐賀県唐津市で65ミリ
▽熊本県南阿蘇村で57ミリの非常に激しい雨を観測しました。
これまでの雨で熊本県と福岡県、大分県、宮崎県、佐賀県、山口県では、土砂災害の危険性が非常に高まり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
また、熊本県益城町では木山川が氾濫したほか、福岡県と宮崎県それに、佐賀県では、氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えている川があります。
前線はこのあと九州北部をゆっくり南下し、4日は九州南部に停滞する見込みで、九州や山口県ではあすの昼前にかけて局地的に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
このため九州ではこのあとも発達した積乱雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生して急激に雨量が増え、災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

4日の朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
▽九州北部で250ミリ
▽九州南部で200ミリ
5日の朝までの24時間には
▽九州南部で100ミリから150ミリ
▽九州北部で50ミリから100ミリと予想されています。
九州ではこれまでの雨で地盤が緩んでいるところがあります。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意するよう呼びかけています。災害の危険度が急激に高まるおそれがあり、雨の降り方や自治体からの最新の情報に注意してください。
▽九州北部で250ミリ
▽九州南部で200ミリ
5日の朝までの24時間には
▽九州南部で100ミリから150ミリ
▽九州北部で50ミリから100ミリと予想されています。
九州ではこれまでの雨で地盤が緩んでいるところがあります。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意するよう呼びかけています。災害の危険度が急激に高まるおそれがあり、雨の降り方や自治体からの最新の情報に注意してください。
熊本 益城町 木山川に設置のカメラには
川の水位の情報などを提供する国土交通省のウェブサイト「川の防災情報」によりますと、3日午前7時45分の時点で、熊本県益城町を流れる木山川に設置されたカメラの画像で、水かさが増して川岸がわからなくなっている様子が確認できます。
また、同じ益城町を流れる岩戸川に設置されたカメラの画像でも川から水があふれて、道路の一部が水につかっている様子が確認できます。
また、同じ益城町を流れる岩戸川に設置されたカメラの画像でも川から水があふれて、道路の一部が水につかっている様子が確認できます。
ソース:NHK ニュース