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もとちゅうロシアべい大使たいし「プーチンつぎべい大統領だいとうりょうだれている」

2024-06-26 08:28:18

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アメリカ代表だいひょうするロシア研究けんきゅうしゃとしてられ、ちゅうロシア大使たいしつとめたマイケル・マクフォールがNHKのインタビューおうじ、ウクライナ情勢じょうせいについて「プーチンはアメリカのつぎ大統領だいとうりょうだれになるかているのだろう。トランプになればより有利ゆうり取り引とりひできるかんがえている」と指摘してきし、当面とうめん和平わへい交渉こうしょうに関にかんするうごはないという見方みかたしめしました。

マイケル・マクフォールアメリカ代表だいひょうするロシア研究けんきゅうしゃとしてられオバマ政権せいけんの2012ねんから2年間ねんかん、ロシア大使たいしつとめ、現在げんざいスタンフォード大すたんふぉ-どだいがく教授きょうじゅつとめています。

今回こんかい日本にっぽん政府せいふ関係かんけいしゃ専門せんもんなど意見いけん交換こうかんおこなために来日らいにちし、25にち、NHKのインタビューおうじました。

このなかでマクフォールはウクライナ情勢じょうせいについて「戦争せんそうこう着こうちゃく状態じょうたいあるどのようにしてちかうちにわるのかをことは簡単かんたんではない」とべ、現状げんじょうではロシアによる軍事ぐんじ侵攻しんこう終結しゅうけつする見通みとおたないという見方みかたしめしました。

そして、「わたしはバイデン政権せいけん必要ひつようときにいつでもかれ意見いけん交換こうかんをしている」とべて、日常にちじょうてきにやりとりをしているとしたうえで、和平わへい交渉こうしょう可能かのうにするためにはまずロシアぐんめることが不可欠ふかけつだとして、▼より武器ぶきおおくかつはやくウクライナに供与きょうよし、▼よりおおくの有効ゆうこう制裁せいさいをロシアによう、繰り返くりかえ助言じょげんしてきたとあきらかにしました。


一方いっぽうこのさきすうか月かげつ和平わへい交渉こうしょうに関にかんするうごはないという見方みかたしめし、その理由りゆうのひとつとしてプーチン大統領だいとうりょうがことし11つきのアメリカ大統領だいとうりょう選挙せんきょ結果けっかっていることをげました。

マクフォールは「プーチンアメリカつぎ大統領だいとうりょうだれになるかているのだろう。プーチンにはいま和平わへい交渉こうしょうおこな動機どうきがない。トランプ大統領だいとうりょうとなった場合ばあい、より有利ゆうり取り引とりひできるかんがえている」と指摘してきしています。


ロシアの協力きょうりょく北朝鮮きたちょうせんかく・ミサイル開発かいはつ加速かそくさせることを懸念けねん

さらにマクフォール今月こんげつ(6つき)のプーチン大統領だいとうりょう北朝鮮きたちょうせん訪問ほうもんについて、「われわれは、かつては中国ちゅうごくやロシアとも北朝鮮きたちょうせんかく開発かいはつおくらせるというてんでは一致いっちしていた。しかし今回こんかい訪問ほうもんでプーチンそれえてしまったのではないかという懸念けねんアメリカだけでなく中国ちゅうごくにもある」とべ、ロシアの協力きょうりょく北朝鮮きたちょうせんかく・ミサイル開発かいはつ加速かそくさせることへの懸念けねんしめしました。


来年らいねんはる だい規模きぼ反転はんてん攻勢こうせい準備じゅんびととの分析ぶんせき

また、マクフォール今後こんご戦況せんきょうについて、ウクライナは各国かっこくから供与きょうよされる戦闘せんとう兵器へいきそろ来年らいねんはるに、だい規模きぼ反転はんてん攻勢こうせい仕掛しかける準備じゅんびととのうと分析ぶんせきしています。

これについて「前回ぜんかい反転はんてん攻勢こうせい具体ぐたいてきあきらかにしすぎて周囲しゅうい期待きたいたかくなりぎた」として、つぎ反転はんてん攻勢こうせいでは具体ぐたいてき時期じき場所ばしょについてウクライナがわ事前じぜんあきらかにしないという見方みかたしめしました。


ウクライナの復興ふっこう日本にっぽん役割やくわりたすことに期待きたい

また日本にっぽんについては「他国たこく戦争せんそうからの復興ふっこう支援しえんするなど日本にっぽんにはおお歴史れきしてき経験けいけんある」と指摘してきし、ウクライナの復興ふっこう役割やくわりたすことに期待きたいしめしました。

ソース:NHK ニュース