【動画どうが】シャチの群むれ 佐渡さどの沖合おきあいで目撃もくげき “日本海にほんかいでは珍めずらしい”

新潟にいがた県けん佐渡さど市しの沖合おきあいに、20頭とうほどのシャチの群むれが現あらわれ地元じもとの漁師りょうしが撮影さつえいしました。新潟にいがた市しの水族館すいぞくかんによりますと、日本海にほんかいでシャチが目撃もくげきされるのは珍めずらしいということです。

撮影さつえいした60代だいの漁師りょうしの男性だんせいによりますと、28日にち午前ごぜん10時じごろ、佐渡さど市し姫津ひめづの沖合おきあいで仲間なかまと2人にんでメバル漁りょうをしていたところ、海うみから出でたり引っ込ひっこんだりするものを見みつけ、近ちかづいてみるとシャチの群むれだったということです。

群むれは20頭とうほどで、このうち3頭とうは船ふねの下したまで近寄ちかよってきて、最もっとも大おおきいもので8メートルほどあり、中なかには子こどもとみられるシャチもいたということです。

男性だんせいは「子こどもがいたので威嚇いかくしに来きたのではないか。船ふねの下したに来きたり、ひれで海面かいめんをたたきつけたりして怖こわかった」と話はなしていました。

新潟にいがた市しの水族館すいぞくかん「マリンピア日本海にほんかい」によりますと、体からだの色いろや背せびれの形かたちなどから群むれはシャチに間違まちがいがないということで、担当たんとう者しゃは「日本海にほんかい側がわでの目撃もくげき情報じょうほうはとても珍めずらしく、どこかに移動いどうしている最中さいちゅうだったのではないか。シャチは危険きけんなので見みかけても近寄ちかよらないでほしい」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース