ミャンマー軍ぐん拘束こうそく ジャーナリスト北角きたずみさん 解放かいほうされ成田なりた到着とうちゃく

1か月かげつ近ちかくに渡わたってミャンマー軍ぐんに拘束こうそくされ、14日にち解放かいほうされた日本人にっぽんじんジャーナリストの北角きたずみ裕樹ゆうきさんが成田なりた空港くうこうに到着とうちゃくしました。北角きたずみさんは「わたしを助たすけるために多おおくの人ひとが力ちからを尽つくしてくれました。お礼おれいを言いいたい」と感謝かんしゃの言葉ことばを述のべました。

成田なりた空港くうこうに到着とうちゃくしたのは、ヤンゴンを拠点きょてんに活動かつどうしていた日本人にっぽんじんジャーナリストの北角きたずみ裕樹ゆうきさんです。

北角きたずみさんは4月つき18日にち、治安ちあん部隊ぶたいによって自宅じたくから連行れんこうされ、その後そのご、うその情報じょうほうを流ながした罪つみなどで起訴きそされ、ヤンゴン市内しないの刑務所けいむしょで拘束こうそくされていましたが、14日にち、およそ1か月かげつぶりに解放かいほうされました。

北角きたずみさんを乗のせた旅客機りょかくきは日本にっぽん時間じかんの午後ごご2時半じはん前まえ、ヤンゴンの国際こくさい空港くうこうを出発しゅっぱつし、那覇なは空港くうこうを経由けいゆして午後ごご10時じすぎ、成田なりた空港くうこうに到着とうちゃくしました。

到着とうちゃくゲートから姿すがたを現あらわした北角きたずみさんは集あつまった報道陣ほうどうじんに対にたいし「健康けんこう状態じょうたいは問題もんだいありません。私わたしを助たすけるために多おおくの人ひとが力ちからを尽つくしてくれました。支援しえんしてくれた人ひとたちにお礼おれいを言いいたい」と感謝かんしゃの言葉ことばを述のべました。

また、刑務所けいむしょでは暴力ぼうりょくを受うけることはなかったとしたうえで、解放かいほうが伝つたえられたときの様子ようすを振り返ふりかえり、「『あなたはあす帰かえるので10分ふんで荷物にもつをまとめろ』といわれ、はじめは冗談じょうだんかと思おもいました」と述のべ、突然とつぜんだったことを明あきらかにしました。

さらに今後こんごについては、「これからもミャンマーのことを世界せかいに伝つたえていきます」として軍ぐんによる市民しみんへの弾圧だんあつが続つづくミャンマーについて情報じょうほう発信はっしんをしていくと決意けついを述のべました。

ソース：NHK ニュース