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体操NHK杯 女子 優勝の村上茉愛ら4人が東京オリンピック内定
2021-05-15 07:05:31

東京オリンピックの代表選考を兼ねた体操のNHK杯は、15日、女子の競技が行われ、村上茉愛選手が3年ぶり3回目の優勝を果たしました。
NHK杯の結果、村上選手を含めて4人が東京オリンピックの代表に内定しました。
NHK杯の結果、村上選手を含めて4人が東京オリンピックの代表に内定しました。
体操のNHK杯は、東京オリンピックの代表選考を兼ねて15日から長野市で始まりました。
大会は先月の全日本選手権の得点を持ち越して行われました。
全日本選手権で優勝した村上選手は、最初の種目、得意の跳馬で14.700の高得点を出しましたが、続く段違い平行棒で片手がバーをつかみ損ねるミスが出ました。
しかし3種目め、課題の平均台では大きなミスのない演技を見せ、最後のゆかでは、H難度の大技、「シリバス」を決めてただ1人、14点台をマークしました。
村上選手は全日本選手権との合計で168.030の得点で、3年ぶり3回目の優勝を果たしました。
2位は畠田瞳選手、3位は平岩優奈選手、4位は杉原愛子選手で、優勝した村上選手と合わせて4人が東京オリンピックの代表に内定しました。
3大会連続のオリンピック出場を目指した寺本明日香選手は5位でした。
村上茉愛とは

村上茉愛選手は神奈川県出身の24歳。2位以下に大きな点差をつけて2大会連続のオリンピックの代表に内定しました。村上選手は、力強い足腰からバネを生かしたダイナミックな演技が持ち味で、ゆかと跳馬を得意としていて、ゆかでは2回宙返り2回ひねりのH難度の大技「シリバス」をこなします。
2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、日本女子の団体4位入賞に貢献し、2017年の世界選手権では、種目別のゆかで日本の女子選手として63年ぶりとなる金メダル。さらに2018年の世界選手権では個人総合で日本の女子選手で初めて銀メダルを獲得し、東京オリンピックでは、日本のエースとしての活躍が期待されています。
村上選手の課題は、平均台と段違い平行棒の得点が低いことで、4種目すべてで14点台の得点を獲得することを目標にこの冬は、平均台の強化に取り組んでいました。
先月の全日本選手権では、練習を積んできた平均台のしゃがんだ姿勢の3回ターンなどを決めて一定の手応えをつかんだものの、他の技でミスが出て得点が伸びず、NHK杯では、より完成度の高い演技を見せることを目標に大一番に臨んでいました。
2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、日本女子の団体4位入賞に貢献し、2017年の世界選手権では、種目別のゆかで日本の女子選手として63年ぶりとなる金メダル。さらに2018年の世界選手権では個人総合で日本の女子選手で初めて銀メダルを獲得し、東京オリンピックでは、日本のエースとしての活躍が期待されています。
村上選手の課題は、平均台と段違い平行棒の得点が低いことで、4種目すべてで14点台の得点を獲得することを目標にこの冬は、平均台の強化に取り組んでいました。
先月の全日本選手権では、練習を積んできた平均台のしゃがんだ姿勢の3回ターンなどを決めて一定の手応えをつかんだものの、他の技でミスが出て得点が伸びず、NHK杯では、より完成度の高い演技を見せることを目標に大一番に臨んでいました。
畠田瞳とは

畠田瞳選手は、東京都出身の20歳です。父は、1992年のバルセロナオリンピックで男子団体銅メダル獲得に貢献した畠田好章さんで、母の友紀子さんも元体操選手の体操一家に生まれ小学校低学年から本格的に競技を始めました。
長い手足を生かした表現力豊かな演技が持ち味で、得意の段違い平行棒では、E難度のマロニーハーフを武器にしています。
3年前のNHK杯で村上茉愛選手と寺本明日香選手に次いで3位に入って初めて世界選手権の代表に選ばれ、翌年の世界選手権では、中心メンバーとして活躍しました。
ことしの全日本選手権では、4種目で安定した成績を残し、2年連続で村上選手に続く2位に入っていました。
長い手足を生かした表現力豊かな演技が持ち味で、得意の段違い平行棒では、E難度のマロニーハーフを武器にしています。
3年前のNHK杯で村上茉愛選手と寺本明日香選手に次いで3位に入って初めて世界選手権の代表に選ばれ、翌年の世界選手権では、中心メンバーとして活躍しました。
ことしの全日本選手権では、4種目で安定した成績を残し、2年連続で村上選手に続く2位に入っていました。
平岩優奈とは

平岩優奈選手は、東京都出身の22歳です。手足の先まで伸びた美しい体操を持ち味に2014年の世界選手権で初めて代表に入りました。
その後、けがなどで調子の上がらない時期が続きましたが、先月の全日本選手権では、持ち前の美しい体操で4種目で安定した演技を披露し、3位に入っていました。
その後、けがなどで調子の上がらない時期が続きましたが、先月の全日本選手権では、持ち前の美しい体操で4種目で安定した演技を披露し、3位に入っていました。
杉原愛子とは

杉原愛子選手は、大阪出身の21歳。小学4年生の時に本格的に競技を始め、持ち前の瞬発力とバランス感覚を武器に平均台やゆかを得意として、初めて出場した2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、女子団体の4位入賞に貢献しました。
平均台では、片足で2回ターンするE難度の技を世界で初めて成功させて「スギハラ」の名がついています。
ここ数年、腰の状態などに苦しめられていましたが、先月の全日本選手権の決勝では跳馬と平均台で全体2位の得点をマークするなど4種目で安定した演技を見せ4位に入っていました。
平均台では、片足で2回ターンするE難度の技を世界で初めて成功させて「スギハラ」の名がついています。
ここ数年、腰の状態などに苦しめられていましたが、先月の全日本選手権の決勝では跳馬と平均台で全体2位の得点をマークするなど4種目で安定した演技を見せ4位に入っていました。
ソース:NHK ニュース