近畿きんき・東海とうかいが梅雨入つゆいり 西にし-北きた日本にっぽんはあすにかけ大雨おおあめに警戒けいかいを

16日にちは広ひろい範囲はんいで雨あめや曇くもりの天気てんきとなっていて気象庁きしょうちょうは、午前ごぜん11時じ、近畿きんきと東海とうかいの梅雨入つゆいりを発表はっぴょうしました。
西日本にしにほんから北きた日本にっぽんでは、17日にちにかけて局地きょくち的てきに雷かみなりを伴ともなって非常ひじょうに激はげしい雨あめが降ふるおそれがあり、大雨おおあめによる土砂どしゃ災害さいがいや低ひくい土地とちの浸水しんすい、川かわの増水ぞうすいに警戒けいかいが必要ひつようです。

近畿きんきの梅雨入つゆいり 1951年ねん以降いこう最もっとも早はやく

気象庁きしょうちょうによりますと、前線ぜんせんや湿しめった空気くうきの影響えいきょうで、西日本にしにほんから北きた日本にっぽんの広ひろい範囲はんいで雨あめや曇くもりの天気てんきとなり、気象庁きしょうちょうは午前ごぜん11時じに「近畿きんきと東海とうかいが梅雨入つゆいりしたとみられる」と発表はっぴょうしました。

近畿きんき、東海とうかいともに、平年へいねんより21日にち、去年きょねんより25日にちいずれも早はやく、近畿きんきでは統計とうけいがある1951年ねん以降いこう、最もっとも早はやい発表はっぴょうになりました。

24時間じかん予想よそう雨量うりょう 九州きゅうしゅう北部ほくぶ180ミリ

前線ぜんせん上じょうに発生はっせいした低てい気圧きあつが日本にっぽん海うみを東ひがしへと進すすむため、大気たいきの状態じょうたいが不安定ふあんていになり、西日本にしにほんでは17日にちにかけて、東日本ひがしにっぽんと北きた日本にっぽんでは16日にち夜よるから17日にちにかけて、局地きょくち的てきに雷かみなりを伴ともなって非常ひじょうに激はげしい雨あめが降ふるおそれがあります。

17日にち朝あさまでの24時間じかんに降ふる雨あめの量りょうは、いずれも多おおいところで
▽九州きゅうしゅう北部ほくぶで180ミリ、
▽九州きゅうしゅう南部なんぶで150ミリ、
▽東北とうほくで120ミリ、
▽中国ちゅうごく地方ちほうと北陸ほくりくで100ミリと予想よそうされています。

その後そのご18日にち朝あさまでの24時間じかんに降ふる雨あめの量りょうは、いずれも多おおいところで九州きゅうしゅう北部ほくぶと南部なんぶで100ミリから150ミリ、北陸ほくりくで50ミリから100ミリと予想よそうされています。

気象庁きしょうちょうは、大雨おおあめによる土砂どしゃ災害さいがいや低ひくい土地とちの浸水しんすい、川かわの増水ぞうすいに警戒けいかいするとともに、落雷らくらいや竜巻たつまきなどの突風とっぷうにも注意ちゅういするよう呼よびかけています。

各地かくちで平年へいねんよりも早はやい梅雨入つゆいりが発表はっぴょうされるなど、大雨おおあめのシーズンを迎むかえています。身みのまわりにどのような災害さいがいのリスクがあるのか、ハザードマップを見みて避難ひなん先さきを検討けんとうするなど、改あらためて備そなえを確認かくにんしてください。

ソース：NHK ニュース