米べいパイプライン運営会社うんえいがいしゃに５億円おくえんの身代金要求みのしろきんようきゅう、現時点げんじてんで支払しはらいいには応おうじず

米大手べいおおてコロニアル・パイプラインがランサムウェアによるサイバー攻撃こうげきを受うけた事件じけんで、同社どうしゃが暗号通貨あんごうつうかのビットコインで約やく５００万まんドル（約やく５億おく５０００万円まんえん）相当そうとうの身代金みのしろきんを要求ようきゅうされていたことを関係者かんけいしゃが明あきらかにしました。現時点げんじてんで同社どうしゃは支払しはらいに応おうじていないということです。

今回こんかいの攻撃こうげきには「ダークサイド」と呼よばれる集団しゅうだんが関与かんよしたとされます。関係者かんけいしゃによれば、コロニアル・パイプラインは米政府機関べいせいふきかんの協力きょうりょくを得えて、盗ぬすまれた重要じゅうようデータの大部分だいぶぶんを取とり戻もどすことができました。データを回収かいしゅうできたのは身代金みのしろきんを払はらったためではなく、犯行はんこうグループが米国内べいこくないにある中間ちゅうかんサーバーを使つかって盗ぬすんだ情報じょうほうを保存ほぞんしていたためだったということです。

専門家せんもんかはまた、同社どうしゃの行動こうどうが早はやかったために、身代金みのしろきんを支払しはらわずにシステムを復旧ふっきゅうできたのかもしれないと話はなしました。

ソース：NHK ニュース