ワクチン接種せっしゅ 高齢こうれい者しゃ1人にんに使用しよう済ずみの注射ちゅうしゃ器きを誤あやま使用しよう 奈良なら 五條ごじょう

新型しんがたコロナウイルスのワクチンの高齢こうれい者しゃへの集団しゅうだん接種せっしゅで奈良なら県けん五條ごじょう市しは18日にち、高齢こうれい者しゃ1人にんに使用しよう済ずみの注射ちゅうしゃ器きを誤あやまって使用しようしたと発表はっぴょうしました。市しは「再発さいはつ防止ぼうしを徹底てっていしたい」としています。

五條ごじょう市しによりますと18日にち、市内しないの施設しせつで65歳さい以上いじょうの高齢こうれい者しゃ80人にんを対象たいしょうにワクチンの集団しゅうだん接種せっしゅを行おこないました。

会場かいじょうでは地元じもとの医師いし会かい所属しょぞくの医師いし2人にんが接種せっしゅに当あたりましたが、このうち1人にんが使用しよう済ずみの注射ちゅうしゃ器きを誤あやまって使つかってしまったということです。

使用しよう済ずみの注射ちゅうしゃ器きは本来ほんらい、使用しよう前まえに付ついていたキャップを付つけずに青あおいトレーに置おくはずでしたが、医師いしは片かたづける人ひとがけがをしないようにとキャップを付つけて使用しよう前まえのトレーに戻もどしたということです。

医師いしがその注射ちゅうしゃ器きの針はりを高齢こうれい者しゃに刺さしてワクチンを押し出おしだすときに違和感いわかんがあったため、使用しよう済ずみの注射ちゅうしゃ器きと接種せっしゅした人ひとの予診よしん票ひょうの数かずを調しらべたところ、注射ちゅうしゃ器きが1本ほん少すくなかったことから誤あやまって再さい使用しようされたことがわかりました。

接種せっしゅされた高齢こうれい者しゃの体調たいちょうに異常いじょうはないということですが、市しは感染かんせん症しょうの検査けんさをするなど経過けいか観察かんさつを続つづけるとしています。

五條ごじょう市しすこやか市民しみん部ぶの田中たなか久美くみ部長ぶちょうは「ご本人ほんにんやご家族かぞくに心こころからおわび申し上もうしあげたい。二度にどとこのようなミスが起おきないよう再発さいはつ防止ぼうしを徹底てっていしたい」としています。

ソース：NHK ニュース