モデルナ 接種せっしゅ対象たいしょう 17歳さい以下いかに拡大かくだいへ治験ちけんデータ 厚あつ労ろう省しょう提出ていしゅつへ

新型しんがたコロナウイルスのワクチンが21日にち、日本にっぽんで承認しょうにんされたモデルナのステファン・バンセルCEOは、NHKのインタビューで接種せっしゅの対象たいしょう年齢ねんれいを17歳さい以下いかにも拡大かくだいするため、海外かいがいで行おこなっている治験ちけんのデータを近ちかく厚生こうせい労働ろうどう省しょうに提出ていしゅつする考かんがえを明あきらかにしました。

21日にち夜よる、NHKの単独たんどくインタビューに応おうじたバンセルCEOは開発かいはつしたワクチンが日本にっぽんで承認しょうにんを受うけたことについて「かつて日本にっぽんに住すんでいたこともあり、私わたしにとっても重要じゅうような瞬間しゅんかんだった。ワクチンがトンネルの向むこうの光ひかりとなり、日本にっぽんの人ひとたちが通常つうじょうの生活せいかつに戻もどれることを期待きたいしている」と述のべました。

そのうえで「若わかい世代せだいも守まもらないといけない」として、現在げんざい18歳さい以上いじょうとなっている日本にっぽんでの接種せっしゅ年齢ねんれいを引き下ひきさげるため、海外かいがいで12歳さいから17歳さいを対象たいしょうに実施じっししている治験ちけんのデータを早はやければ来月らいげつにも厚生こうせい労働ろうどう省しょうに提出ていしゅつする考かんがえを明あきらかにしました。

また日本にっぽん政府せいふとの間まで、来年らいねん分ぶんとして、5000万まん回分かいぶんのワクチンを供給きょうきゅうすることを前提ぜんていに協議きょうぎを進すすめていることについて「障壁しょうへきになっている問題もんだいはなくいい協議きょうぎができている」としたうえで「合意ごういに向むけて多おおくの細こまかい点てんを詰つめている状況じょうきょうだ」と説明せつめいしました。

さらに新型しんがたコロナウイルスのワクチンを含ふくむ最先端さいせんたんの医薬品いやくひんを日本にっぽんで生産せいさんすることについて「とても興味きょうみを持もっている」と述のべ、「工場こうじょうを建設けんせつするまでには数すう年ねんかかると思おもうが、関係かんけい者しゃと協議きょうぎを進すすめる予定よていだ」と明あかしました。

ソース：NHK ニュース