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J&J コロナワクチンの承認 厚労省に申請
2021-05-24 07:43:48

アメリカの製薬大手「ジョンソン・エンド・ジョンソン」が、新型コロナウイルスのワクチンの承認を求める申請を厚生労働省に行いました。
「ジョンソン・エンド・ジョンソン」は、開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、24日、グループ企業を通じて厚生労働省に承認の申請を行ったことを明らかにしました。
国内での承認申請は、ファイザー、アストラゼネカ、モデルナのワクチンに続いて4例目です。
接種が1回で済むのが特徴で、対象は20歳以上としています。
海外の治験の中間報告では、中程度の症状や重症になるのを防ぐ効果が66%、重症に限ると85%確認されたということです。
また、20歳以上の日本人およそ250人を対象に行った国内の治験のデータでも、中間解析の結果、新たな安全性のリスクは認められなかったということです。

「ジョンソン・エンド・ジョンソン」は日本政府とワクチンの供給に関する契約を結んでいませんが、承認が得られた場合、来年初頭に日本に供給できる可能性があるとしています。
このワクチンは、すでに欧米で接種が行われ、このうちアメリカではまれな血栓症が報告されたため接種が一時停止されましたが「効果がリスクを上回る」として対処法などを周知したうえで再開されています。
このワクチンは、すでに欧米で接種が行われ、このうちアメリカではまれな血栓症が報告されたため接種が一時停止されましたが「効果がリスクを上回る」として対処法などを周知したうえで再開されています。
ソース:NHK ニュース