気象庁きしょうちょう3か月かげつ予報よほう “梅雨つゆが長引ながびくおそれも 災害さいがいへの備そなえを”

各地かくちで記録きろく的てきな早はやさの梅雨入つゆいりが発表はっぴょうされています。
一方いっぽうで、25日にち気象庁きしょうちょうが発表はっぴょうした長期ちょうき予報よほうでは、梅雨つゆ明あけの時期じきは平年へいねん並なみとされ、気象庁きしょうちょうは大雨おおあめのリスクがある梅雨つゆが長引ながびくおそれがあるとして、今いまのうちから災害さいがいへの備そなえを進すすめてほしいとしています。

気温きおん高たかくなる予想よそうも

気象庁きしょうちょうは25日にち、3か月かげつ予報よほうを発表はっぴょうしました。
気温きおんの予想よそうです。

6月つきの平均へいきん気温きおんは
▽北きた日本にっぽんと東日本ひがしにっぽん、西日本にしにほんで「平年へいねん並なみか高たかい」、
▽沖縄おきなわ・奄美あまみで「高たかい」と予想よそうされています。

7月つきと8月つきの平均へいきん気温きおんは、
▽北きた日本にっぽんと東日本ひがしにっぽん、西日本にしにほんで「ほぼ平年へいねん並なみ」で、
▽沖縄おきなわ・奄美あまみでは「平年へいねん並なみか高たかい」見込みこみです。

降水こうすい量りょう 梅雨つゆが長引ながびくおそれも

降水こうすい量りょうの予想よそうです。

各地かくちで記録きろく的てきな早はやさの梅雨入つゆいりが発表はっぴょうされていますが、梅雨つゆ明あけは平年へいねん並なみとなる見込みこみで、大雨おおあめのリスクのある時期じきが長引ながびく可能かのう性せいがあるということです。

6月つきの降水こうすい量りょうは、
▽北きた日本にっぽん、東日本ひがしにっぽんの日本海にほんかい側がわ、沖縄おきなわ・奄美あまみで「ほぼ平年へいねん並なみ」
▽東日本ひがしにっぽんの太平洋たいへいよう側がわと西日本にしにほんでは「平年へいねん並なみか多おおい」と予想よそうされています。

7月つきの降水こうすい量りょうは、
▽北きた日本にっぽん、東日本ひがしにっぽんの日本海にほんかい側がわで「平年へいねん並なみか多おおい」、
▽東日本ひがしにっぽんの太平洋たいへいよう側がわ、西日本にしにほん、沖縄おきなわ・奄美あまみでは「ほぼ平年へいねん並なみ」となる見込みこみです。

8月つきの降水こうすい量りょうは、全国ぜんこく的てきに「ほぼ平年へいねん並なみ」と予想よそうされています。

なぜ梅雨つゆが長引ながびく？

気象庁きしょうちょうは梅雨つゆ明あけの時期じきについて、4月つきの予報よほうでは平年へいねんより早はやいとしていましたが、今回こんかいの予報よほうでは平年へいねん並なみになると説明せつめいしました。

理由りゆうについて、気象庁きしょうちょうはフィリピン周辺しゅうへんの積乱雲せきらんうんの発生はっせいが先月せんげつの予想よそうよりも少すくなく、これに影響えいきょうされる偏西風へんせいふうの北上ほくじょうが、平年へいねん並なみと予想よそうされたことから、梅雨つゆ前線ぜんせんも停滞ていたいする傾向けいこうに変かわったということです。

大雨おおあめのリスク “今いまから備そなえを進すすめて”

梅雨つゆの時期じきが長引ながびくと大雨おおあめのリスクが高たかまるおそれがあります。

気象庁きしょうちょうは、今いまのうちから自分じぶんが住すんでいる場所ばしょの災害さいがいの危険きけん度どをハザードマップなどで確認かくにんして備そなえを進すすめてほしいと呼よびかけています。

ソース：NHK ニュース