米銀べいぎんバンカメ、最低賃金さいていちんぎんを時給じきゅう２７００円余えんよに　２５年ねんまでに

米大手銀行べいおおてぎんこう「バンク・オブ・アメリカ」は２２日にちまでに、米国人社員べいこくじんしゃいんの最低賃金さいていちんぎんを２０２５年ねんまでに時給じきゅう２５ドル（約やく２７２５円えん）に引ひき上あげる経営方針けいえいほうしんを明あきらかにしました。

同銀どうぎんのブライアン・モイニハン最高経営責任者さいこうけいえいせきにんしゃ（ＣＥＯ）がＣＮＮの取材しゅざいに述のべました。人件費じんけんひの負担増ふたんぞうは年間ねんかんで数億すうおくドルになりますが、投資とうしであることを強調きょうちょうします。

「社員しゃいんにキャリアを豊富ほうふにする考かんがえ方かたを促うながし、最終的さいしゅうてきには社しゃへの忠誠心ちゅうせいしんをはぐぐむ」とし、「そうすることで株主かぶぬしの利益りえきにもつながる」と主張しゅちょうしました。

同銀どうぎんは過去かこにも最低賃金さいていちんぎんを上積うわづみしており、１７年ねんには時給じきゅう１５ドルにしました。その２年後ねんごには２年間ねんかんかけ２０ドルの水準すいじゅんにすると発表はっぴょうし、予定よていを前倒ぜんとうして実現じつげんさせてもいました。同銀どうぎんの社員しゃいんらは計けい２０万人以上まんにんいじょうとされます。

ソース：NHK ニュース