米べいロ首脳しゅのう会談かいだん 来月らいげつ16日にちスイス ジュネーブで開催かいさい

アメリカのバイデン大統領だいとうりょうとロシアのプーチン大統領だいとうりょうによる初はじめての対面たいめんでの首脳しゅのう会談かいだんが、6月つき16日にちにスイスのジュネーブで行おこなわれることになり、両国りょうこくの関係かんけい改善かいぜんに向むけたきっかけになるかが焦点しょうてんです。

アメリカ、ロシア両りょう政府せいふは25日にち、バイデン大統領だいとうりょうとプーチン大統領だいとうりょうが6月つき16日にちにスイスのジュネーブで初はじめての対面たいめんでの首脳しゅのう会談かいだんを行おこなうと発表はっぴょうしました。

これについてホワイトハウスのサキ報道ほうどう官かんは「両国りょうこくの指導しどう者しゃは予測よそく可能かのうで安定あんていした両国りょうこく関係かんけいを取り戻とりもどすための協議きょうぎを行おこなう」としたうえで、「軍備ぐんび管理かんりや核かく軍縮ぐんしゅく、アメリカが主権しゅけんを支持しじするウクライナの問題もんだいも議論ぎろんする」と述のべ、ロシアが一方いっぽう的てきに併合へいごうしたクリミアなどウクライナの問題もんだいについても議論ぎろんするとしています。

また、サキ報道ほうどう官かんは、ベラルーシの当局とうきょくが国際線こくさいせんの旅客機りょかくきを着陸ちゃくりくさせ、反はん政権せいけん派はのジャーナリストを拘束こうそくしたことをロシアが擁護ようごしていることについても議題ぎだいになるとしています。

一方いっぽう、ロシアの大統領だいとうりょう府ふは、両国りょうこく関係かんけいの発展はってんの見通みとおしや戦略せんりゃく的てきな安定あんてい、それに新型しんがたコロナウイルス対策たいさくなどが議題ぎだいになると発表はっぴょうしました。

両りょう首脳しゅのうは、対立たいりつする問題もんだいを多おおく抱かかえる一方いっぽう、対話たいわは重要じゅうようだという認識にんしきでは一致いっちしているとみられ、両国りょうこくの関係かんけい改善かいぜんに向むけたきっかけになるかが焦点しょうてんです。

ソース：NHK ニュース