“スーパームーン”3年ねんぶり皆既かいき月食げっしょく 26日にち午後ごご8時じすぎに

月つきが地球ちきゅうの影かげに覆おおわれる皆既かいき月食げっしょくが26日にち夜よる、3年ねんぶりに日本にっぽんで見みられます。今回こんかいはスーパームーンと呼よばれる満月まんげつとしては1年ねんで最もっとも地球ちきゅうに近ちかづく日ひにも重かさなり、皆既かいき月食げっしょくとなるのは午後ごご8時じすぎです。

皆既かいき月食げっしょくは、太陽たいようと地球ちきゅうと月つきが一直線いっちょくせんに並ならび、満月まんげつが地球ちきゅうの影かげに覆おおわれる現象げんしょうです。

また、26日にちは一般いっぱんにスーパームーンと呼よばれる満月まんげつとしては1年ねんで最もっとも地球ちきゅうに近ちかづく日ひでもあり、最もっとも遠とおくにある満月まんげつと比くらべて見みかけの直径ちょっけいが14％大おおきく見みえます。

月つきは下した側がわから徐々じょじょに欠かけはじめていて、国立こくりつ天文台てんもんだいによりますと、月つきの全体ぜんたいが影かげに覆おおわれて皆既かいき月食げっしょくとなるのは、午後ごご8時じ9分ふんすぎから午後ごご8時じ28分ふんごろまでのおよそ19分間ふんかんで、午後ごご9時じ53分ふんごろに満月まんげつに戻もどるということです。

皆既かいき月食げっしょくの間まの月つきは見みえなくなるのではなく、太陽光たいようこうの中なかの赤あかい光ひかりが地球ちきゅうの大気たいきで屈折くっせつして月つきを照てらすため、赤黒あかぐろい色いろに見みえるということです。

日本にっぽんで皆既かいき月食げっしょくが観測かんそくできるのは2018年ねん7月つき以来いらいおよそ3年ねんぶりで、前回ぜんかいは明け方あけがただったため、今回こんかいのほうが観測かんそくしやすい時間じかん帯たいになっています。

ソース：NHK ニュース