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新型コロナワクチン 世界で10人に1人 少なくとも1回接種
2021-05-26 23:49:02

新型コロナウイルスのワクチンを少なくとも1回接種した人の割合が世界全体で10%を超えたことがイギリス・オックスフォード大学の研究者などのまとめでわかりました。
イギリス・オックスフォード大学の研究者などが運営するサイト「アワ・ワールド・イン・データ」によりますと、世界全体で新型コロナウイルスのワクチンを少なくとも1回接種した人の割合は具体的な内訳が確認できない国や地域を除いて25日の時点で10.1%と、10%を超えました。
主な国では中東のイスラエルが62.9%、イギリスが56.3%、モンゴルが56.2%、カナダが52.8%、アメリカが49.1%となっています。
また、2回接種することになっているワクチンを2回とも接種するなど接種が完了した人の割合は主な国でイスラエルが59.2%、バーレーンが43.1%、チリが40.6%、アメリカが39.2%となっています。
世界では途上国を中心にワクチンの接種が進んでいないことが課題となっていて、WHO=世界保健機関はことし9月までにすべての国で人口の少なくとも10%がワクチンの接種を終えられるよう、先進国などに対し公平な配分に協力するよう呼びかけています。
ソース:NHK ニュース