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スポーツクライミング 五輪選考方法めぐり選手から戸惑い
2019-11-04 19:50:42

スポーツクライミングの東京オリンピックの出場権をめぐって、競技団体の解釈の違いから選考方法が不透明になっている異例の事態を受け、選手からは戸惑いの声が聞かれました。
スポーツクライミングの東京オリンピックの出場権は、日本は世界選手権で男女それぞれ最大の2枠を獲得していて、このうち1枠目は獲得した選手本人が代表に内定しています。
しかし2枠目については、日本が来年までの成績で内定選手を決めるとして選考レースを始めたのに対し、国際競技団体は、2枠目も出場権を獲得した選手本人に決まっていると、先月に入って当初からの解釈を変えた可能性があり、確認をしているということです。
日本山岳・スポーツクライミング協会は、日本の選考基準が成立しないおそれがあるとして、解釈の取り消しを求めて国際スポーツクライミング連盟をCAS=スポーツ仲裁裁判所に提訴する手続きを取っています。
この問題について4日夜、国際大会から帰国した選手が、羽田空港で取材に応じました。
17歳の伊藤ふたば選手は、今月下旬にフランスではじまるオリンピック予選に出場する予定ですが、国際連盟の解釈では、日本はすでにオリンピック代表がすべて決まっていることになり、選考対象にならない可能性があります。
伊藤選手は、「どうなるかわからないので言えることはないが、私がやることは変わらない。オリンピック予選に向けてしっかりと準備することが大切だと思う」と話していました。
スポーツクライミングは、オリンピックの選考レースが始まっている中、選考方法が不透明な異例の事態となっています。
しかし2枠目については、日本が来年までの成績で内定選手を決めるとして選考レースを始めたのに対し、国際競技団体は、2枠目も出場権を獲得した選手本人に決まっていると、先月に入って当初からの解釈を変えた可能性があり、確認をしているということです。
日本山岳・スポーツクライミング協会は、日本の選考基準が成立しないおそれがあるとして、解釈の取り消しを求めて国際スポーツクライミング連盟をCAS=スポーツ仲裁裁判所に提訴する手続きを取っています。
この問題について4日夜、国際大会から帰国した選手が、羽田空港で取材に応じました。
17歳の伊藤ふたば選手は、今月下旬にフランスではじまるオリンピック予選に出場する予定ですが、国際連盟の解釈では、日本はすでにオリンピック代表がすべて決まっていることになり、選考対象にならない可能性があります。
伊藤選手は、「どうなるかわからないので言えることはないが、私がやることは変わらない。オリンピック予選に向けてしっかりと準備することが大切だと思う」と話していました。
スポーツクライミングは、オリンピックの選考レースが始まっている中、選考方法が不透明な異例の事態となっています。
ソース:NHK ニュース