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長時間ちょうじかん労働ろうどうなくす社会しゃかい風土ふうどを」過労かろう防止ぼうしシンポでうった

2019-11-05 09:11:59

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過労かろうをなくすための対策たいさくかんがえるシンポジウムがひらかれ、遺族いぞくきびしい法規ほうきせいだけでなく、長時間ちょうじかん労働ろうどうをなくす社会しゃかい風土ふうどをつくることが大切たいせつだとうったえました。

厚生こうせい労働ろうどうしょう毎年まいとし11つき過労かろう防止ぼうし月間げっかんわせてシンポジウムを開催かいさいしていて、にち福島ふくしまけん郡山こおりやま会場かいじょうおよそ40にんあつまりました。

はじめに福島ふくしま労働ろうどうきょく担当たんとうしゃが、長時間ちょうじかん労働ろうどうふせためほう改正かいせいによって時間じかんがい労働ろうどう上限じょうげん規制きせい導入どうにゅうされたことを説明せつめいし、規制きせい内容ないよう対応たいおうさくからない場合ばあい労働ろうどう基準きじゅん監督かんとくしょなど相談そうだんしてほしいとびかけました。

そしてろくねんまえに31さい心不全しんふぜんくなり、過労かろう認定にんていされたNHKえぬえいちけい記者きしゃ母親ははおや恵美子えみこさん講演こうえんし、「過労かろう突然とつぜんかけがえのないむすめうばわれたかなしみとくるしみは、やわらぐことはありません。制度せいど運用うんようするのはひとです。きびしい法規ほうきせい必要ひつようですが、同時どうじはち時間じかん労働ろうどう順守じゅんしゅし、睡眠すいみん自由じゆう時間じかん確保かくほするのが当たり前あたりまえなる社会しゃかい風土ふうどをつくることも大切たいせつです。わたしたちとおなくるしみを背負せおひと二度にどとあらわれないことを、こころからねがっています」とうったえました。

厚生こうせい労働ろうどうしょうは、こうしたシンポジウムを来月らいげつにかけて各地かくちひらことにしています。
ソース:NHK ニュース