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「忍耐心限界に近づく」 米韓合同訓練計画で 北朝鮮がけん制
2019-11-06 15:23:29

北朝鮮外務省は談話を発表し、アメリカと韓国が来月、合同で軍事訓練を計画しているとして「われわれに対する対決宣言としか解釈できない。忍耐心は限界に近づいている」として、強くけん制しました。
北朝鮮外務省のクォン・ジョングン巡回大使は6日夜、国営の朝鮮中央通信を通じて談話を発表しました。
この中でクォン巡回大使は、アメリカ軍が来月、韓国軍と合同で空中訓練を計画しているとして「戦争演習を公然と繰り広げようとしている。次第に消えつつある対話の火種に冷や水を浴びせ、朝鮮半島と地域で対決の雰囲気を高めている」と非難しました。
そして「われわれに対する対決宣言としか解釈できない。忍耐心は限界に近づいており、無謀な軍事的な動きを黙って見守ってばかりはいないだろう」としたうえで、「われわれがすでにとった重大な措置を考え直すことを強調するのは1度目や2度目ではない」として、改めてICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験や核実験の中止を見直す可能性も示唆してアメリカをけん制しました。
クォン巡回大使は先月、スウェーデンで行われた米朝の実務者協議に出席した代表団の一員で、その際、代表団は協議は決裂したと主張してアメリカ側に打開策を示すよう求めていて、今回、またアメリカ側に譲歩を迫った形です。
この中でクォン巡回大使は、アメリカ軍が来月、韓国軍と合同で空中訓練を計画しているとして「戦争演習を公然と繰り広げようとしている。次第に消えつつある対話の火種に冷や水を浴びせ、朝鮮半島と地域で対決の雰囲気を高めている」と非難しました。
そして「われわれに対する対決宣言としか解釈できない。忍耐心は限界に近づいており、無謀な軍事的な動きを黙って見守ってばかりはいないだろう」としたうえで、「われわれがすでにとった重大な措置を考え直すことを強調するのは1度目や2度目ではない」として、改めてICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験や核実験の中止を見直す可能性も示唆してアメリカをけん制しました。
クォン巡回大使は先月、スウェーデンで行われた米朝の実務者協議に出席した代表団の一員で、その際、代表団は協議は決裂したと主張してアメリカ側に打開策を示すよう求めていて、今回、またアメリカ側に譲歩を迫った形です。
ソース:NHK ニュース