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個人データ流出のフェイスブック カリフォルニア州が調査
2019-11-07 02:01:01

アメリカ・カリフォルニア州は、世界最大の交流サイトを運営するフェイスブックが大量の個人データを流出させた問題について、法律に違反していないか調査を進めていることを明らかにしたうえで、ザッカーバーグCEOの電子メールを含む内部資料を提出するよう裁判所に申し立てました。
6日、カリフォルニア州のベセラ司法長官が記者会見を開き、フェイスブックが大量の個人データを流出させた問題について、プライバシーの保護に関する州の法律などに違反していないか、去年6月から調査を進めていることを明らかにしました。
そのうえでベセラ長官は、ザッカーバーグCEOの電子メールを含む内部資料を提出することなどを命じましたが、対応が不十分だとして6日、州の裁判所に命令に従うよう申し立てたということです。
これについてフェイスブックは「州の調査には広範囲にわたり協力している。これまでに数千ページに及ぶ書面での回答と数十万件の資料を提出した」とコメントしています。
フェイスブックに対しては、アメリカの連邦取引委員会が利用者データの管理を怠ったとして日本円で5400億円にのぼる制裁金を科したほか、全米各地の司法当局が独占的な地位を利用して適正な競争を妨げていないか調査を進めています。
そのうえでベセラ長官は、ザッカーバーグCEOの電子メールを含む内部資料を提出することなどを命じましたが、対応が不十分だとして6日、州の裁判所に命令に従うよう申し立てたということです。
これについてフェイスブックは「州の調査には広範囲にわたり協力している。これまでに数千ページに及ぶ書面での回答と数十万件の資料を提出した」とコメントしています。
フェイスブックに対しては、アメリカの連邦取引委員会が利用者データの管理を怠ったとして日本円で5400億円にのぼる制裁金を科したほか、全米各地の司法当局が独占的な地位を利用して適正な競争を妨げていないか調査を進めています。
ソース:NHK ニュース