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さくらかいかく常任じょうにん委員いいんかい議論ぎろん各党かくとう反応はんのう

2019-11-13 08:17:18

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総理そうり大臣だいじん主催しゅさいの「さくらかい」について、13にちひらかれた衆議しゅうぎいんかく常任じょうにん委員いいんかいでの質疑しつぎ与野党よやとう反応はんのうです。

内閣ないかく安倍あべ事務所じむしょ経由けいゆ承知しょうちせず」

安倍あべ総理そうり大臣だいじん事務所じむしょ地元じもと有権者ゆうけんしゃ対象たいしょうに、「さくらかい」をふく観光かんこうツアーの案内あんないしていたと一部いちぶほうじられたことについて、衆議院しゅうぎいん厚生こうせい労働ろうどう委員いいんかいで、立憲りっけん民主みんしゅとうなど会派かいは所属しょぞくする小川おがわ淳也あつやは「政府せいふとしてりまとめをおこなさい安倍あべ事務所じむしょから連絡れんらくはあったか」と質問しつもんしました。

これに対にたいし、内閣ないかく大塚おおつかみゆきひろし官房かんぼうちょうは、「かく省庁しょうちょうとう意見いけんまえて内閣ないかく内閣ないかく官房かんぼうりまとめており、事務所じむしょについては承知しょうちしていない」とべました。

さらに、小川おがわ議員ぎいんが「かく省庁しょうちょうとうの『ひとし』に安倍あべ事務所じむしょふくまれるのか」とかさねて質問しつもんしましたが、大塚おおつか官房かんぼうちょうは「かく省庁しょうちょうそれぞれさきに、どういう推薦すいせん手続てつづやプロセスをたどっているかは承知しょうちしていない」とべるにとどめました。

加藤かとうあつし労相ろうしょう参加さんか希望きぼう陳情ちんじょう事務所じむしょ処理しょり

また小川おがわ議員ぎいんは、加藤かとう厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじんに対にたいし、「地元じもと岡山おかやまからなんにん参加さんかしているのか。加藤かとう大臣だいじん事務所じむしょ参加さんかしゃりまとめをおこなっているのか」と質問しつもんしました。

これに対にたい加藤かとう大臣だいじんは、「わたし自身じしん出席しゅっせきしており、地元じもとっているほう機会きかいはあった。案内あんないじょう自体じたい内閣ないかくから発出はっしゅつされるので、わたしところりまとめをおこなことはないが、いろんなほうから『ぜひきたい』という陳情ちんじょうはあり、普通ふつう陳情ちんじょうおなように事務所じむしょ処理しょりしているとおも」とべました。

さらに小川おがわ議員ぎいんが、加藤かとう大臣だいじん自民党じみんとう総務そうむ会長かいちょうつとめていた当時とうじとう幹部かんぶとして割り当わりあてられたわくはあったのか質問しつもんしたのに対にたいし、加藤かとう大臣だいじんは、「わくがあったとは認識にんしきしていない。50にんとか100にんというわく設定せっていされて、はなしいただいたことはない」とべました。

萩生田はぎうだ文科ぶんかしょう名簿めいぼ存在そんざい提出ていしゅつひかえる

衆議院しゅうぎいん文部もんぶ科学かがく委員いいんかいでは、立憲りっけん民主みんしゅとう村上むらかみふみよしみが、「萩生田はぎうだ大臣だいじんのブログに常任じょうにん幹事かんじかい方々かたがたまねしたとあるが、大臣だいじんが、主体しゅたいてきんだのではないか」とただしました。

これに対にたい萩生田はぎうだ文部もんぶ科学かがく大臣だいじんは、「後援こうえんかい常任じょうにん幹事かんじなか招待しょうたいされたほうがいたので、その方々かたがた現場げんばいしたのは事実じじつだ。しかしわたし主体しゅたいてきということは仕組しくじょうできないので、わたしまねした事実じじつはない」とべました。

また村上むらかみは、「文部もんぶ科学かがくしょう場合ばあい、『園遊会えんゆうかい』や『さくらかいに関にかんする文書ぶんしょ内閣ないかくからの推薦すいせん依頼いらい照会しょうかい事項じこうに対にたいする回答かいとうは、保存ほぞん期間きかんを10ねんとすると規定きていされている」と指摘してきし、名簿めいぼ提出ていしゅつするようもとめました。

これに対にたいし、萩生田はぎうだ大臣だいじんは「規則きそくもとづき保存ほぞんしているが、個人こじんに関にかんする情報じょうほうおおふくまれていることや、推薦すいせん段階だんかい情報じょうほうあきらかにすることは内閣ないかく官房かんぼう内閣ないかく円滑えんかつりまとめに支障ししょうおよぼすそれあるかんがえており、提出ていしゅつ差し控さしひかえさせていただきたい」とべました。

もり法相ほうしょう名簿めいぼ保存ほぞん 精査せいさして対処たいしょ

衆議院しゅうぎいん法務ほうむ委員いいんかいでは、共産きょうさんとう藤野ふじのたもつが「法務省ほうむしょうからの推薦すいせん名簿めいぼのこっているのではないか」とただし、名簿めいぼ提出ていしゅつするようもとめました。

これに対にたいし、もり法務ほうむ大臣だいじんは、「法務省ほうむしょうでは、各種かくしゅ行事ぎょうじに関にかんする文書ぶんしょ保存ほぞん期間きかんさんねんとなっている。推薦すいせんしゃ名簿めいぼ有無うむについては、必要ひつよう精査せいさおこなったうえで、適切てきせつ対処たいしょしたい」とべました。

与野党よやとう各党かくとう反応はんのうです。

自民じみんさわもと国対こくたい委員いいんちょう説明せつめい責任せきにんたし本来ほんらい議論ぎろんも」

自民党じみんとうの逢さわもと国会こっかい対策たいさく委員いいんちょうは、谷垣たにがきグループ会合かいごうで「野党やとうがわは、『さくらかい』のあり方ありかたや、その前日ぜんじつ政治せいじ後援こうえんかい活動かつどう焦点しょうてんをあてている。適切てきせつ説明せつめい責任せきにんたしながら、本来ほんらい国会こっかいやるべき議論ぎろんをしなければならない」とべました。

自民じみん参議院さんぎいん幹部かんぶ「やめるか開催かいさい方法ほうほう見直みなおしを」

自民党じみんとう参議院さんぎいん幹部かんぶは、記者きしゃだんに対にたいし、「かく省庁しょうちょうからの推薦すいせんだけでなく、 地域ちいき頑張がんばっているひとを、政治せいじ事務所じむしょ推薦すいせんし、内閣ないかくめるというプロセスだったが、与党よとうだけでやっていたのは不透明ふとうめいだとわれても、しかたがない。野党やとうにもたのんでおけばよかった。かいそのものの正当せいとうせいわれており、来年らいねんはやめるか、開催かいさい方法ほうほう見直みなおべきだ」とべました。

また、「いちかいひとは『来年らいねんも、またたい』と長期ちょうき政権せいけんだからこそ、参加さんかしゃえていったのだろう」と指摘してきしました。

公明こうめい 石田いしだ政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょう中止ちゅうし必要ひつようないが明確めいかくを」

公明党こうめいとう石田いしだ政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょうは、記者きしゃ会見かいけんで「『さくらかい』は中止ちゅうしする必要ひつようはないが、いまのままでいいとはおもっていない。招待しょうたいしゃえら基準きじゅん明確めいかくなどふくめて見直みなおしをしてもらいたい」とべました。

たつみん 安住あんじゅう国対こくたい委員いいんちょう総理そうり虚偽きょぎ答弁とうべんなる

立憲りっけん民主みんしゅとう安住あんじゅう国会こっかい対策たいさく委員いいんちょうは、会派かいは会合かいごうで「安倍あべ総理そうり大臣だいじん事務所じむしょがツアーとしてりまとめ、コース仕分しわけし、募集ぼしゅうをしていたことが一部いちぶ報道ほうどうあきらかになった。安倍あべ総理そうり大臣だいじんは、参議院さんぎいん予算よさん委員いいんかいで『まったくかかわっていない』とこたえたが、虚偽きょぎ答弁とうべんをしたことになる問題もんだいはじまったばかりで、安倍あべ総理そうり大臣だいじん国会こっかいてこないかぎり、永遠えいえんわらない」とべました。

国民こくみん 玉木たまき代表だいひょう廃止はいし検討けんとうすべき」

国民こくみん民主みんしゅとう玉木たまき代表だいひょうは、記者きしゃ会見かいけんで「税金ぜいきん使つかいみちとしてきわめて不透明ふとうめいなので、事実じじつ関係かんけいあきらかにしたうえで、廃止はいしふくめて検討けんとうすべきだ。民主党みんしゅとう政権せいけん開催かいさいされたかいも、選考せんこう基準きじゅんあいまいだったのは事実じじつだとおも当時とうじ議員ぎいんごとにすうめい推薦すいせんわくがあり、政府せいふから推薦すいせんしゃ名簿めいぼ提出ていしゅつするようもとめる文書ぶんしょていて、『今後こんご招待しょうたいしゃ名簿めいぼ公開こうかいすることもかんがえられる』とかれていた」とべました。

維新いしん 松井まつい代表だいひょう不適切ふてきせつでやめるべき」

日本にっぽん維新いしんかい松井まつい代表だいひょうは、大阪おおさか役所やくしょ記者きしゃだんに対にたいし「ぼくなんかご案内あんないをいただいているが、東京とうきょうまでより、大阪おおさかさくらきれいところたくさんあるから、おこなったことはない。税金ぜいきん使い方つかいかたとして不適切ふてきせつでありやめるべきだ。りょう時代じだいは、特権とっけん行事ぎょうじもう終了しゅうりょうすればいい」とべました。

共産きょうさん 穀田こくた国対こくたい委員いいんちょう検討けんとうまえ真実しんじつあきらかに」

共産きょうさんとう穀田こくた国会こっかい対策たいさく委員いいんちょうは、記者きしゃ会見かいけんで「政府せいふ開催かいさい要領ようりょう見直みなおしを検討けんとうするまえに、真実しんじつあきらかにして、『これ間違まちがっていた』とみとめなければなに意味いみがない。うやむやにしてごそうとしていること自体じたい問題もんだいだ。真実しんじつ解明かいめいをせず、ふたをしたまま見直みなおしを検討けんとうするのは間違まちがっている」とべました。
ソース:NHK ニュース