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今夜こんやから「だいみや伊勢いせ神宮じんぐう 内宮ないくう供え物そなえもの奉納ほうのう 三重みえ

2019-11-14 06:08:54

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14にちよるから天皇てんのう陛下へいか即位そくいともなだいみや(だいじょうきゅうのぎ)」が、皇居こうきょおこなわれるのをまえに、三重みえけん伊勢いせ神宮じんぐう内宮ないくうでは供え物そなえもの奉納ほうのうされました。

天皇てんのう陛下へいか即位そくいともな一世いっせいいち伝統でんとう儀式ぎしき大嘗祭だいじょうさい(だいじょうさい)」の中心ちゅうしんてき儀式ぎしき、「だいみや」が14にちよるから15にち未明みめいにかけて皇居こうきょおこなわれ、天皇てんのう陛下へいかが、くに国民こくみん安寧あんねい五穀ごこく豊穣ほうじょうなどいのられます。

これまえに、てんあきら大神おおがみをまつる伊勢いせ神宮じんぐう内宮ないくうでは、14にち供え物そなえもの奉納ほうのうする「だい饌」とばれる儀式ぎしきおこなわれました。

午前ごぜん11すぎに祭主さいしゅつとめる黒田くろだ清子きよこさんが、およそ20にん神職しんしょくとともにべいさけなど供え物そなえものれたヒノキのひつをたずさえてせいみやおとずれました。

そして午後ごごごろには、宮内庁くないちょうから派遣はけんされたくろ装束しょうぞく太刀たちにつけた天皇てんのう陛下へいか使者ししゃ内宮ないくうおとずれ、「だいみや」が14にちよるからおこなわれることをつたえる奉幣ほうへい」とばれる儀式ぎしきおこなわれました。

伊勢いせ神宮じんぐうによりますと、儀式ぎしきでは、きぬ反物たんものなど供え物そなえもの奉納ほうのうしたうえで、日本にっぽん古来こらいのことばでしるされた「祭文さいぶん」を読み上よみあげたということです。

全国ぜんこく各地かくち神社じんじゃでも当日とうじつさい

14にちよるから15にち未明みめいにかけて、「大嘗祭だいじょうさい」の中心ちゅうしんてき儀式ぎしきおこなわれるのをまえに、全国ぜんこく各地かくち神社じんじゃでも当日とうじつさいおこなわれていて、このうち福岡ふくおかひがし香椎かしいみやには、およそ100にん参列さんれつしました。

祭典さいてんでは、神職しんしょくべいさかな野菜やさいなど神前しんぜんそなえたあと、宮司ぐうじ祝詞のりと読み上よみあげました。そして九州きゅうしゅうつたわる伝統でんとうまい筑紫つくしまい」を奉納ほうのうしたあと、参列さんれつしゃ玉串たまぐしをささげ、くに繁栄はんえい五穀ごこく豊穣ほうじょういのっていました。

参列さんれつした福岡ふくおかひがしの50だい女性じょせいは、「天気てんきにもめぐまれて、荘厳そうごん気持きもになり、参列さんれつできてとてもよかったです。つつがなく『大嘗祭だいじょうさい』が執り行とりおこなわれることをねがっています」とはなしていました。

官房かんぼう長官ちょうかん「つつがなくおこなわれるよう全力ぜんりょく

だいみや」が14にちよるからおこなわれることに関連かんれんし、かん官房かんぼう長官ちょうかんは、一連いちれん行事ぎょうじなどがつつがなくおこなわれるよう全力ぜんりょくくすとしたうえで、安定あんていてき皇位こうい継承けいしょう維持いじするための方策ほうさく慎重しんちょう検討けんとうしていくかんがかさねてしめしました。

かん官房かんぼう長官ちょうかん午前ごぜん記者きしゃ会見かいけんで「引き続ひきつづき、天皇てんのう陛下へいかのご即位そくいともな一連いちれん重要じゅうよう皇室こうしつ行事ぎょうじなどひかえているところであり、政府せいふとしては、つつがなくおこなわれるよう全力ぜんりょくくしたい」とべました。

そのうえで、安定あんていてき皇位こうい継承けいしょう維持いじするための方策ほうさくについて「男系だんけい継承けいしょうが、古来こらい例外れいがいなく維持いじされてきたことのおもみなどまえながら、慎重しんちょうかつ丁寧ていねい検討けんとうおこな必要ひつようあるまた女性じょせい皇族こうぞく婚姻こんいんなどによる皇族こうぞくすう減少げんしょうは、皇族こうぞくかたのご年齢ねんれいからして、さきばしできない重要じゅうよう課題かだいだ」とべ、慎重しんちょう検討けんとうしていくかんがかさねてしめしました。
ソース:NHK ニュース