“日本にっぽんで最もっとも美うつくしいカエル” 鹿児島かごしま県立けんりつ博物館はくぶつかんで展示てんじ

鹿児島かごしま県けんの奄美あまみ大島おおしまにのみ生息せいそくし「日本にっぽんで最もっとも美うつくしいカエル」とも呼よばれている「アマミイシカワガエル」が、鹿児島かごしま県立けんりつ博物館はくぶつかんで展示てんじされています。

アマミイシカワガエルは奄美あまみ大島おおしまにのみ生息せいそくする固有こゆう種しゅで、環境省かんきょうしょうが絶滅ぜつめつ危惧きぐ種しゅに指定していしています。

緑色りょくしょくの体からだに黒くろと金きんのまだら模様もようがあり、目めが金色きんいろで縁えん取とられています。夜の森よのもりで神秘しんぴ的てきに輝かがやく姿すがたなどから「日本にっぽんで最もっとも美うつくしいカエル」とも言いわれています。

鹿児島かごしま市しにある鹿児島かごしま県立けんりつ博物館はくぶつかんは、奄美あまみの希少きしょう種しゅに対にたいする理解りかいを深ふかめてもらおうと環境省かんきょうしょうと県けんの許可きょかを得えて、広島ひろしま大学だいがくで研究けんきゅう用ようとして飼育しいく・繁殖はんしょくされていた４よん匹ひきを譲り受ゆずりうけて、今月こんげつ７なな日にちから展示てんじを始はじめました。

14日にちは訪おとずれた小学生しょうがくせいなどが水槽すいそうの影かげに隠かくれる体長たいちょう10センチほどのカエルを探さがしては、じっくり観察かんさつしていました。

宮崎みやざきから修学しゅうがく旅行りょこうで訪おとずれた小学しょうがく６ろく年生ねんせいは「鹿児島かごしま県けんにこんなに大おおきくて珍めずらしいカエルがいるなんて知しらなかったです」と話はなしていました。

鹿児島かごしま県立けんりつ博物館はくぶつかんの池いけ俊しゅん人じん主任しゅにん学芸がくげい主事しゅじは「他たの地域ちいきではなかなか見みることができない珍めずらしいカエルなので、この機会きかいにぜひ足あしを運はこんでほしい」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース