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日大アメフト 前監督ら不起訴に 悪質タックル問題
2019-11-15 05:56:09

日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、検察は傷害の疑いで被害届が出ていた前の監督と元コーチを、嫌疑不十分で不起訴にするとともに、タックルをした選手についても起訴猶予にしました。
日本大学のアメリカンフットボール部をめぐっては去年、選手が、試合中に、相手のチームの選手に悪質なタックルをしてけがをさせました。
日大の第三者委員会は反則行為は内田正人 前監督(64)と井上奨 元コーチ(30)の指示で行われたと認定しましたが、警視庁は被害届が出された傷害の容疑について、刑事責任は問えないという捜査結果をまとめた書類を検察に送付していました。
東京地検立川支部はこれを受けて処分を検討した結果、選手に悪質なタックルを指示した疑いには疑問が残るとして、15日2人を嫌疑不十分で不起訴にしました。
またタックルをして傷害の疑いで書類送検されていた選手についても被害者側と示談が成立していることなどを考慮し、起訴猶予にしました。
これにより悪質タックル問題をめぐる一連の捜査は終結することになります。
日大の第三者委員会は反則行為は内田正人 前監督(64)と井上奨 元コーチ(30)の指示で行われたと認定しましたが、警視庁は被害届が出された傷害の容疑について、刑事責任は問えないという捜査結果をまとめた書類を検察に送付していました。
東京地検立川支部はこれを受けて処分を検討した結果、選手に悪質なタックルを指示した疑いには疑問が残るとして、15日2人を嫌疑不十分で不起訴にしました。
またタックルをして傷害の疑いで書類送検されていた選手についても被害者側と示談が成立していることなどを考慮し、起訴猶予にしました。
これにより悪質タックル問題をめぐる一連の捜査は終結することになります。
起訴猶予の選手「改めておわび」
起訴猶予となった日大の選手は代理人の弁護士を通じて「私の反則行為により、けがをさせてしまった被害選手とそのご家族および、関西学院大学アメリカンフットボール部の関係者の皆様に、改めておわび申し上げますとともに、嘆願書集めをはじめとする私に対するご支援に心から御礼申し上げます。応援して下さった皆様と支えてくれたチームに深く感謝申し上げます。今回の経過と処分を重く受け止め、今後の糧とさせていただきます」とコメントしました。
ソース:NHK ニュース