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GSOMIA 韓国 きょう国家安全保障会議で協議へ
2019-11-20 19:06:27

23日午前0時の失効が迫っている日韓の軍事情報包括保護協定=GSOMIAについて、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は21日午後、NSC=国家安全保障会議を開いて協議するとみられます。アメリカがGSOMIA破棄の決定を見直すよう求める中、NSCでの議論が注目されます。
韓国大統領府は21日午後、ムン大統領が主催して定例のNSC=国家安全保障会議を開く予定です。
会議には大統領府の高官や主要閣僚らが出席し、23日午前0時の失効が迫っている日韓の軍事情報包括保護協定=GSOMIAについても協議するとみられます。
GSOMIAをめぐってムン大統領は19日、テレビ局の特別番組に出演し「最後の瞬間まで破棄を避ける努力は続ける」と述べました。
一方で、GSOMIAを延長するためには、日本側が輸出管理の強化を撤回する必要があるという従来の主張を繰り返したほか、仮に失効したとしても影響は限定的だとする考えを強調しました。
GSOMIAの破棄を決定した韓国に対して、同盟国のアメリカは、これまで決定を見直すよう繰り返し求めています。
ただ、韓国では、日本との関係が悪化する中でGSOMIAの破棄を支持する世論が根強く、来年4月に総選挙を控えたムン政権としては、日本への対抗措置として打ち出したGSOMIAの破棄を覆すのは得策ではないと判断しているとみられ、韓国メディアはGSOMIAの失効は避けられないという見方を伝えています。
こうした中、21日に開かれるNSCで、GSOMIAをめぐってどのような議論が行われるのか注目されています。
会議には大統領府の高官や主要閣僚らが出席し、23日午前0時の失効が迫っている日韓の軍事情報包括保護協定=GSOMIAについても協議するとみられます。
GSOMIAをめぐってムン大統領は19日、テレビ局の特別番組に出演し「最後の瞬間まで破棄を避ける努力は続ける」と述べました。
一方で、GSOMIAを延長するためには、日本側が輸出管理の強化を撤回する必要があるという従来の主張を繰り返したほか、仮に失効したとしても影響は限定的だとする考えを強調しました。
GSOMIAの破棄を決定した韓国に対して、同盟国のアメリカは、これまで決定を見直すよう繰り返し求めています。
ただ、韓国では、日本との関係が悪化する中でGSOMIAの破棄を支持する世論が根強く、来年4月に総選挙を控えたムン政権としては、日本への対抗措置として打ち出したGSOMIAの破棄を覆すのは得策ではないと判断しているとみられ、韓国メディアはGSOMIAの失効は避けられないという見方を伝えています。
こうした中、21日に開かれるNSCで、GSOMIAをめぐってどのような議論が行われるのか注目されています。
韓国外相 G20外相会合への出席未定
22日から名古屋市で開かれるG20=主要20か国の外相会合について、韓国外務省は、カン・ギョンファ(康京和)外相が出席するかどうかを明らかにしていません。
これについて、韓国では、GSOMIAの失効が迫っている中、ムン大統領が21日午後にNSC=国家安全保障会議を開いて協議するとみられることから、カン外相がその対応に専念するためではないかという見方が出ています。
これについて、韓国では、GSOMIAの失効が迫っている中、ムン大統領が21日午後にNSC=国家安全保障会議を開いて協議するとみられることから、カン外相がその対応に専念するためではないかという見方が出ています。
ソース:NHK ニュース