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皇居の「大嘗宮」一般参観始まる
2019-11-21 07:01:13

天皇陛下の即位に伴う「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心的な儀式が行われた皇居の「大嘗宮(だいじょうきゅう)」で、21日から一般参観が始まりました。
「大嘗宮」は、今月14日から15日にかけて行われた「大嘗宮の儀」のため、皇居 東御苑に設営されたもので、およそ90メートル四方の敷地に大小30余りの建物が建ち並んでいます。
天皇陛下は、儀式で大嘗宮に入り、新しく収穫された米などを神々に供えたうえで、みずからも食べ国と国民の安寧や五穀豊じょうなどを祈られました。
大嘗宮は10億円程度の費用をかけて設営されましたが来月中旬ごろから、およそ3か月かけて解体されることになっています。
これを前に21日から一般参観が行われ、午前9時の開門とともに、待っていたおよそ1400人の参観者が坂下門から皇居に入りました。
大嘗宮の敷地では、参列者の席があった建物などが取り払われ、参観のためのスペースが設けられていて、訪れた人たちは昔ながらの工法で建てられた木造の建物を写真に収めるなどしていました。
宮内庁によりますと21日、1日で2万人近くが訪れたということです。
皇居では、今月30日から恒例の「乾通り」の一般公開も始まり、大嘗宮の一般参観とともに来月8日まで行われます。
天皇陛下は、儀式で大嘗宮に入り、新しく収穫された米などを神々に供えたうえで、みずからも食べ国と国民の安寧や五穀豊じょうなどを祈られました。
大嘗宮は10億円程度の費用をかけて設営されましたが来月中旬ごろから、およそ3か月かけて解体されることになっています。
これを前に21日から一般参観が行われ、午前9時の開門とともに、待っていたおよそ1400人の参観者が坂下門から皇居に入りました。
大嘗宮の敷地では、参列者の席があった建物などが取り払われ、参観のためのスペースが設けられていて、訪れた人たちは昔ながらの工法で建てられた木造の建物を写真に収めるなどしていました。
宮内庁によりますと21日、1日で2万人近くが訪れたということです。
皇居では、今月30日から恒例の「乾通り」の一般公開も始まり、大嘗宮の一般参観とともに来月8日まで行われます。
大嘗宮の参観者の話
大阪府から訪れた30代の男性は「儀式の映像を見た時は暗くてよく見えなかったのですが、きょうはイメージしていた建物と全然違って、シンプルに造られている全体の構造がよく見えました。天気がいいのできれいに写真も撮ることができました」と話していました。
千葉県から訪れた80代の男性は「儀式はテレビで見ましたが、長時間にわたったうえ、明け方までかかったということで、天皇陛下にとって大変なことだと思いました。すばらしい伝統ですので、今後も継承していってもらいたいと思います」と話していました。
千葉県から訪れた80代の男性は「儀式はテレビで見ましたが、長時間にわたったうえ、明け方までかかったということで、天皇陛下にとって大変なことだと思いました。すばらしい伝統ですので、今後も継承していってもらいたいと思います」と話していました。
ソース:NHK ニュース