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輸出管理めぐり日韓対話へ 認識の違い大きく隔たり埋まるか
2019-11-22 19:06:38

韓国向けの輸出管理をめぐって、経済産業省は韓国の当局と政策対話を行う方針を決め、早期の開催に向けて調整を急ぐことにしています。しかし両国の認識の違いは大きく、隔たりをどう埋めていくかが課題になります。
経済産業省は22日、韓国の当局との間で貿易管理についての局長級の政策対話を行う方針を決め、まずは課長級の準備会合の日程調整を急ぐ考えです。
経済産業省の飯田陽一貿易管理部長は22日の記者会見で、政策対話では韓国側の貿易管理体制が改善されているかなどを確認したい考えを示しました。
そのうえで、半導体の原材料など3品目の輸出管理を厳しくした措置や、優遇対象国から韓国を除外した措置の見直しについて、「韓国側の適正な運用により、見直しの検討が可能になる。今の時点で優遇対象国に戻すことありきという結論も予断もない」と述べ、政策対話は交渉の場ではないと強調しました。
しかし韓国はあくまで、政策対話を通じて日本に対し輸出管理の厳格化の撤回を求める姿勢を示しています。
貿易管理の体制や政策対話をめぐる両国の認識の違いは大きく、今後は隔たりをどう埋めていくかが課題となります。
経済産業省の飯田陽一貿易管理部長は22日の記者会見で、政策対話では韓国側の貿易管理体制が改善されているかなどを確認したい考えを示しました。
そのうえで、半導体の原材料など3品目の輸出管理を厳しくした措置や、優遇対象国から韓国を除外した措置の見直しについて、「韓国側の適正な運用により、見直しの検討が可能になる。今の時点で優遇対象国に戻すことありきという結論も予断もない」と述べ、政策対話は交渉の場ではないと強調しました。
しかし韓国はあくまで、政策対話を通じて日本に対し輸出管理の厳格化の撤回を求める姿勢を示しています。
貿易管理の体制や政策対話をめぐる両国の認識の違いは大きく、今後は隔たりをどう埋めていくかが課題となります。
ソース:NHK ニュース