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GSOMIA維持 韓国メディア「最悪の状況は避けられた」
2019-11-23 02:54:04

日韓の軍事情報包括保護協定=GSOMIAが維持されたことについて、韓国メディアは、「最悪の状況は避けられた」と評価する一方で、アメリカとの同盟関係に影響が及んだとしてムン・ジェイン(文在寅)政権の一連の対応を批判的に伝える論調も目立っています。
23日の韓国の新聞各紙は、GSOMIAが維持されたことについて1面で大きく取り上げ、このうち、保守系の「朝鮮日報」が、「GSOMIA終了という最悪の状況は避けられた」と伝えるなど、GSOMIAの維持を決めた判断については、各紙ともおおむね肯定的に評価しています。
一方で、GSOMIAをめぐるムン・ジェイン政権の一連の対応について、保守系メディアを中心に批判的に伝える論調が目立ち、「朝鮮日報」は、「日本側が取ることにした措置は対話だけだ」と伝え、大枠では韓国側が譲歩したと指摘しています。
また、保守系の「東亜日報」は社説で、「韓国政府は、GSOMIAをめぐる後遺症の解消に取り組まなければならない。安全保障をカードとして使い、同盟の不信を生むことがあってはならない」として、アメリカとの同盟関係に影響が及んだと批判しています。
そして、今後の日韓関係については、改善につながるかは不透明だとする論調が多く、革新系の「ハンギョレ新聞」は、「韓国と日本は、協議のための時間稼ぎをしたという分析が出ている」としたうえで、「両国の発表に違いがあり、今後、問題になることも予想される」と伝えています。
一方で、GSOMIAをめぐるムン・ジェイン政権の一連の対応について、保守系メディアを中心に批判的に伝える論調が目立ち、「朝鮮日報」は、「日本側が取ることにした措置は対話だけだ」と伝え、大枠では韓国側が譲歩したと指摘しています。
また、保守系の「東亜日報」は社説で、「韓国政府は、GSOMIAをめぐる後遺症の解消に取り組まなければならない。安全保障をカードとして使い、同盟の不信を生むことがあってはならない」として、アメリカとの同盟関係に影響が及んだと批判しています。
そして、今後の日韓関係については、改善につながるかは不透明だとする論調が多く、革新系の「ハンギョレ新聞」は、「韓国と日本は、協議のための時間稼ぎをしたという分析が出ている」としたうえで、「両国の発表に違いがあり、今後、問題になることも予想される」と伝えています。
ソース:NHK ニュース