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大阪小6女児誘拐容疑事件 スマホや靴取り上げられていたか
2019-11-24 02:58:57

大阪の小学6年生の女の子を誘拐したとして栃木県の35歳の男が逮捕された事件で、警察は男の身柄を大阪に移し、詳しく捜査することにしています。女の子はスマートフォンや靴を取り上げられていたということで、警察は逃げられないようにしていたとみて調べています。
大阪・住吉区の小学6年生の女の子(12)は今月17日、自宅を出たあと行方が分からなくなっていましたが、23日午後、栃木県小山市の交番で6日ぶりに無事、保護されました。警察によりますと女の子は大阪に戻り、母親と再会しました。母親の知人によりますと、その際、2人は抱き合って泣いていたということです。
警察は、SNSを通じて女の子と知り合って誘い出し、小山市の自宅に連れ去ったとして昨夜、自称派遣社員の伊藤仁士容疑者(35)を未成年者誘拐の疑いで逮捕しました。調べに対し「自宅まで連れ帰ったが誘拐しようと思った訳ではない」と容疑を否認しているということです。
警察は、伊藤容疑者を大阪に移送し、自宅に連れ去った動機などを詳しく捜査することにしています。
これまでの調べで女の子は行き先を知らずに連れ去られ伊藤容疑者の自宅についたあとは持っていたスマートフォンや靴を取り上げられていたということで、警察は逃げられないようにしていたとみて調べています。
一方、伊藤容疑者の自宅にはことし6月から行方が分からなくなっていた茨城県の15歳の女子中学生もいて、6日間にわたって家の中で3人で過ごしていたとみられ、警察はこうしたいきさつについても調べることにしています。
警察は、SNSを通じて女の子と知り合って誘い出し、小山市の自宅に連れ去ったとして昨夜、自称派遣社員の伊藤仁士容疑者(35)を未成年者誘拐の疑いで逮捕しました。調べに対し「自宅まで連れ帰ったが誘拐しようと思った訳ではない」と容疑を否認しているということです。
警察は、伊藤容疑者を大阪に移送し、自宅に連れ去った動機などを詳しく捜査することにしています。
これまでの調べで女の子は行き先を知らずに連れ去られ伊藤容疑者の自宅についたあとは持っていたスマートフォンや靴を取り上げられていたということで、警察は逃げられないようにしていたとみて調べています。
一方、伊藤容疑者の自宅にはことし6月から行方が分からなくなっていた茨城県の15歳の女子中学生もいて、6日間にわたって家の中で3人で過ごしていたとみられ、警察はこうしたいきさつについても調べることにしています。
女児 母親と泣きながら再会
警察によりますと、女の子は、23日夜、栃木県の警察署を車で出発して大阪に向かったということです。24日の午前中、大阪府内で母親と再会した際には、2人ともことばがなく、泣きながら抱き合っていたということです。
女の子は疲れた様子が見られるものの健康状態に問題はなく、食事もとることができているということで、警察は女の子や母親から当時の状況について話を聴いています。
女の子は疲れた様子が見られるものの健康状態に問題はなく、食事もとることができているということで、警察は女の子や母親から当時の状況について話を聴いています。
女の子の母親「本当に感謝」
警察は、行方が分からなくなっていた女の子の母親のコメントを発表しました。「この度の件で、皆様には大変お世話になりました。おかげさまで娘は無事、帰ってくることができました。本当に感謝をしております」と気持ちをつづっています。
元バイト先の社長「容疑者は優しくてまじめ」
伊藤容疑者は以前、小山市内の自動車教習所にアルバイトとして数か月間勤務していたということです。教習所の社長によりますと、伊藤容疑者は生徒を送迎するドライバーの仕事や事務の仕事などを担当していて、優しくまじめな印象だったということです。
国際情勢について同僚などに語ることもあり、トラブルが起きたときには関係する人をいさめることもあったということです。教習所ではアルバイトから正社員にならないかと誘いましたが、応じなかったということです。
教習所の社長は「ニュースで名前を見てとても驚いた。まじめで優しく正義感の強い性格で、トラブルを引き起こすことも一切なかった」と話していました。
国際情勢について同僚などに語ることもあり、トラブルが起きたときには関係する人をいさめることもあったということです。教習所ではアルバイトから正社員にならないかと誘いましたが、応じなかったということです。
教習所の社長は「ニュースで名前を見てとても驚いた。まじめで優しく正義感の強い性格で、トラブルを引き起こすことも一切なかった」と話していました。
ソース:NHK ニュース