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米大統領別荘に侵入の中国人の女 スパイの証拠なく 国外退去へ
2019-11-26 01:16:10

アメリカの連邦地方裁判所は、ことし3月、トランプ大統領の別荘に不法侵入した疑いで逮捕された中国人の女に、禁錮8か月の判決を言い渡しました。女は中国のスパイの可能性もあるとみられていましたが、証拠は見つからず、近く国外退去となる見通しです。
アメリカ南部フロリダ州にあるトランプ大統領の別荘「マー・アー・ラゴ」でことし3月、上海から来た中国人の33歳の女が、警備にあたっていたシークレットサービスにうその説明をして敷地内に入ったとして不法侵入の疑いで逮捕されました。
女は、ウイルスが入ったとみられるUSBメモリーのほか、携帯電話4台や、隠しカメラを捜し出すための信号を検出する電子機器などを持っていたため、アメリカの捜査当局は中国のスパイの可能性もあるとみて捜査を進めていました。
しかし、当初ウイルスが入っていると伝えられたUSBメモリーはその後、ウイルスではないことが確認され、スパイであることを示す証拠も見つかりませんでした。
このため女はスパイの罪では起訴されず、連邦地方裁判所は25日、不法侵入の罪で禁錮8か月の判決を言い渡しました。
女はすでに7か月以上 拘留されていることから近く出所し、国外退去となる見通しです。
女は、ウイルスが入ったとみられるUSBメモリーのほか、携帯電話4台や、隠しカメラを捜し出すための信号を検出する電子機器などを持っていたため、アメリカの捜査当局は中国のスパイの可能性もあるとみて捜査を進めていました。
しかし、当初ウイルスが入っていると伝えられたUSBメモリーはその後、ウイルスではないことが確認され、スパイであることを示す証拠も見つかりませんでした。
このため女はスパイの罪では起訴されず、連邦地方裁判所は25日、不法侵入の罪で禁錮8か月の判決を言い渡しました。
女はすでに7か月以上 拘留されていることから近く出所し、国外退去となる見通しです。
ソース:NHK ニュース