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男児はねた緊急走行のパトカー 警察官を書類送検
2019-11-26 02:23:30

ことし8月、東京 千代田区の交差点を青信号で渡ろうとした男の子が緊急走行のパトカーにはねられ死亡した事故で、警視庁は26日、運転していた警察官を過失運転致死の疑いで書類送検しました。交差点内では速度を落とし徐行するという義務に反し、時速40キロ以上で走行していたということです。
ことし8月、東京 千代田区麹町の交差点で、当時4歳の男の子が青信号で横断歩道を渡ろうとしたところ、緊急走行のパトカーにはねられ、意識不明の重体となり、およそ1か月後に死亡しました。
男の子は亡くなる前、入院先の病院で5歳の誕生日を迎えていました。
警視庁によりますと、パトカーは緊急走行中でも交差点を通るときは速度を落として徐行する義務がありますが、このパトカーは男の子をはねた時、これに反し時速40キロ以上で走行していたということです。
パトカーは当時、薬物事件の捜査で容疑者の尿を鑑定するため警視庁本部に向かっていたということです。
警視庁は、パトカーを運転していた新宿警察署の51歳の巡査部長を過失運転致死の疑いで26日書類送検しました。
巡査部長は男の子に気付かなかったということで「横断歩道上にいた人が渡るのをやめて止まってくれたのを見て交差点内で加速してしまった。お子様の命を奪ってしまい、ご家族をはじめ多くの方にご迷惑をかけ、本当に申し訳ない気持ちです」と供述しているということです。
男の子は亡くなる前、入院先の病院で5歳の誕生日を迎えていました。
警視庁によりますと、パトカーは緊急走行中でも交差点を通るときは速度を落として徐行する義務がありますが、このパトカーは男の子をはねた時、これに反し時速40キロ以上で走行していたということです。
パトカーは当時、薬物事件の捜査で容疑者の尿を鑑定するため警視庁本部に向かっていたということです。
警視庁は、パトカーを運転していた新宿警察署の51歳の巡査部長を過失運転致死の疑いで26日書類送検しました。
巡査部長は男の子に気付かなかったということで「横断歩道上にいた人が渡るのをやめて止まってくれたのを見て交差点内で加速してしまった。お子様の命を奪ってしまい、ご家族をはじめ多くの方にご迷惑をかけ、本当に申し訳ない気持ちです」と供述しているということです。
ソース:NHK ニュース