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天皇陛下とローマ教皇が面会、スペイン語で挨拶し握手
2019-11-27 16:05:10

宮殿・竹の間でおよそ20分にわたって行われた会見で、教皇は24日の長崎と広島の訪問について、「9歳のとき、両親が長崎・広島の原爆のニュースを聞き、涙を流していたことが心に強く刻まれています」と明かしたうえで、「このような自分の気持ちを込めてメッセージを発出しました」と話したということです。これに対し、陛下は「人々の幸福と世界の平和のために精力的に活動されていることに深い敬意を表します」と応えられました。
また、陛下が長年研究する水問題や環境問題に話が及ぶと、教皇は「若い人たちも施政者たちも、ともに行動する必要があります」と述べ、陛下も「強いメッセージを出されていることに敬意を表します」と応じられたということです。
ソース:NHK ニュース