中曽根なかそね元もと首相しゅしょうを追悼ついとう 地元じもとに記帳きちょう所しょ 群馬ぐんま 高崎たかさき

29日にち、101歳さいで亡なくなった中曽根なかそね康弘やすひろ元もと総理そうり大臣だいじんの地元じもと、群馬ぐんま県けん高崎たかさき市しでは、中曽根なかそね氏しゆかりの施設しせつに記帳きちょう所しょが設もうけられ、多おおくの人ひとが追悼ついとうに訪おとずれています。

高崎たかさき市しにある中曽根なかそね元もと総理そうり大臣だいじんの政治せいじ塾じゅく、「青雲せいうん塾じゅく」の会館かいかんには、29日にちから記帳きちょう所しょが設もうけられていて、30日にちは朝あさから多おおくの人ひとが追悼ついとうに訪おとずれ、祭壇さいだんの遺影いえいに手てを合あわせていました。

記帳きちょうに訪おとずれた76歳さいの女性じょせいは、「子こどもが生うまれたときに先生せんせいがだっこしてくれたことがとてもうれしくて覚おぼえています。人格じんかくも政治せいじ家かとしても第だい一いち級きゅうの人ひとが亡なくなり、一ひとつの時代じだいが終おわったと感かんじました」と話はなしていました。

また、かつて中曽根なかそね元もと総理そうり大臣だいじんの隣となりの家いえに住すんでいたという70歳さいの男性だんせいは、「とても気きさくで、年下とししたにも優やさしい方ほうでした。世界せかいに出でれば、外国がいこくの政治せいじ家かと並ならんでも堂々どうどうとしている。とても立派りっぱで、そんな先生せんせいが大好だいすきでした」と話はなしていました。

この記帳きちょう所しょは来月らいげつ２に日にちまで設もうけられていますが、政治せいじ塾じゅくではそれ以降いこうも、記帳きちょうを受け付うけつけることにしています。

ソース：NHK ニュース