バドミントン全日本ぜんにほん総合そうごう選手権せんしゅけん 決勝けっしょう組み合くみあわせ決きまる

バドミントンの全日本ぜんにほん総合そうごう選手権せんしゅけんは30日にち、各かく種目しゅもくの準決勝じゅんけっしょうが行おこなわれ、あすの決勝けっしょうの組み合くみあわせが決きまりました。

男子だんしシングルスは桃田ももた賢けん斗と選手せんしゅと西本にしもと拳けん太ふとし選手せんしゅの対戦たいせんです。桃田ももた選手せんしゅは２に連覇れんぱがかかり西本にしもと選手せんしゅは３さん年ねんぶりの優勝ゆうしょうがかかります。

女子じょしシングルスは大堀おおほり彩あや選手せんしゅと奥原おくはら希望きぼう選手せんしゅの対戦たいせんです。大堀おおほり選手せんしゅは初はつ優勝ゆうしょう、奥原おくはら選手せんしゅは４よん年ねんぶりの優勝ゆうしょうをねらいます。

男子だんしダブルスは園田そのだ啓吾けいご選手せんしゅと嘉村かむら健けん士し選手せんしゅのペアと遠藤えんどう大だい由よし選手せんしゅと渡辺わたなべ勇いさむ大だい選手せんしゅのペアが対戦たいせんします。園田そのだ選手せんしゅと嘉村かむら選手せんしゅのペアが勝かてば２に年ねん連続れんぞく、遠藤えんどう選手せんしゅと渡辺わたなべ選手せんしゅのペアが勝かてば２に年ねんぶりの優勝ゆうしょうです。

女子じょしダブルスは永原ながはら和かず可那かな選手せんしゅと松本まつもと麻あさ佑たすく選手せんしゅのペアと、福島ふくしま由紀ゆき選手せんしゅと廣田ひろた彩花あやか選手せんしゅのペアが対戦たいせんします。永原ながはら選手せんしゅと松本まつもと選手せんしゅのペアは初はつ優勝ゆうしょうをかけて、福島ふくしま選手せんしゅと廣田ひろた選手せんしゅのペアは３さん連覇れんぱをかけて戦たたかいます。

ミックスダブルスは渡辺わたなべ勇いさむ大だい選手せんしゅと東野とうの有ゆう紗しゃ選手せんしゅのペアと西川にしかわ裕次郎ゆうじろう選手せんしゅと尾崎おざき沙織さおり選手せんしゅのペアが対戦たいせんします。渡辺わたなべ選手せんしゅと東野とうの選手せんしゅのペアは３さん連覇れんぱを目指めざし、西川にしかわ選手せんしゅと尾おザキ選手せんしゅのペアは初はつ優勝ゆうしょうを目指めざします。

桃田ももた「遅おそい踏み込ふみこみ修正しゅうせいしたい」

男子だんしシングルスで準決勝じゅんけっしょうでストレート勝すとれ-とがちし１いちゲームも落おとさず決勝けっしょうに進すすんだ桃田ももた賢けん斗と選手せんしゅは「ちょっと気持きもちが引ひいてしまう場面ばめんがあるので序盤じょばんから積極せっきょく的てきにどんどん押おして行ゆければいい。きょうは自分じぶんの中なかでネット前まえの攻防こうぼうを嫌いやがる場面ばめんがあって踏み込ふみこみが少すこし遅おそくなってしまった。明日あしたに向むけてしっかり修正しゅうせいしたい」と反省はんせいのことばを繰り返くりかえしました。

そのうえで「会社かいしゃの方ほうがたくさん応援おうえんに来きてくれているので恩返おんがえしできるようにあと１いち試合しあい、自分じぶんのすべてを出し切だしきりたい」と意気込いきごみを話はなしました。

大堀おおほり「自信じしんにつながる試合しあい」

女子じょしシングルス準決勝じゅんけっしょうで山口やまぐち茜あかね選手せんしゅを逆転ぎゃくてんで破やぶって決勝けっしょうに進すすんだ大堀おおほり彩あや選手せんしゅは「いまは素直すなおにうれしい。自分じぶんの自信じしんにつながる試合しあいだったと思おもう」と振り返ふりかえりました。

また、最初さいしょのゲームを奪うばわれたあとの心境しんきょうについて「１いちゲーム目めは自滅じめつして終おわってしまった。もうちょっとちゃんとした試合しあいをしないといけないという気持きもちで我慢がまんして我慢がまんしてラリーを続つづけた。勝かちたいということは全まったく考かんがえないように意識いしきした」と話はなしたうえで、「あすはきょう以上いじょうのパフォーマンスができるように気持きもちを引き締ひきしめたい」と笑顔えがおをほとんど見みせずに意気込いきごみを話はなしました。

一方いっぽう、敗やぶれた山口やまぐち選手せんしゅは「全体ぜんたいを通をとおしてスピードが上あげられず自信じしんを持もってプレーすることが少すくなかった。足たりないところが多おおく見みつかった大会たいかいだったので今後こんごは納得なっとくいくプレーができるように頑張がんばりたい」と話はなしていました。

準決勝じゅんけっしょうのもう１いち試合しあいで逆転ぎゃくてん勝がちした奥原おくはら希望きぼう選手せんしゅは「最後さいごまで流ながれをつかむことなく終始しゅうし、相手あいてのペースで本当ほんとうに苦くるしい展開てんかいだった。出でだしから相手あいてのショットにもっと早はやく対応たいおうできていれば展開てんかいも違ちがっていたのではないか」と反省はんせいしていました。そのうえで４よん年ねんぶりの優勝ゆうしょうがかかる１いち日にちの決勝けっしょうに向むけて「今回こんかいはタイトルにこだわってやってきた。きょうは私わたしらしく強つよい気持きもちで自分じぶんを支ささえ続つづけ乗り越のりこえられた。あすも強つよい気持きもちを忘わすれずに最後さいごまで自分じぶんらしい試合しあいをしたい」と引き締ひきしまった表情ひょうじょうで話はなしました。

ソース：NHK ニュース