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香港政府が民主化要求に応じず 抗議活動 再び活発化の可能性も
2019-12-01 19:07:41

香港では1日、大規模な抗議活動が行われ、警察が催涙弾を発射してデモ隊を強制排除する事態となりました。政府が市民の要求に応じる姿勢を見せないなか、抗議活動が再び活発化する可能性も指摘されています。
香港では1日、アメリカで香港での人権と民主主義の確立を支援する「香港人権法」が成立したことを歓迎する大規模な集会が開かれたほか、主催者の発表で38万人が参加して、行政長官の直接選挙の導入などを求めるデモ行進が行われました。
一連の抗議活動では夕方以降、一部の参加者が警察に向かってレンガを投げたなどとして警察が催涙弾を発射しました。
香港メディアによりますと、夜になってからは若者らが火炎瓶を投げたり、中国寄りと見なされた飲食店を壊したりしたということです。
香港では、区議会議員選挙を控えた先月19日以降、10日余り警察とデモ隊の大きな衝突は起きていませんでしたが、選挙のあと、初めての週末となった1日と11月30日は、警察が再び催涙弾を使って強制排除に乗り出す事態となっています。
先月24日の区議会議員選挙では、政府に批判的な立場をとる民主派が圧勝しましたが、香港政府は市民のさらなる要求には応じない姿勢を崩しておらず、多くの市民がいらだちを募らせています。
今月8日には、100万人規模のデモを主催した民主派団体が再びデモを計画していて、政府や警察の対応次第では、抗議活動が再び活発化する可能性も指摘されています。
一連の抗議活動では夕方以降、一部の参加者が警察に向かってレンガを投げたなどとして警察が催涙弾を発射しました。
香港メディアによりますと、夜になってからは若者らが火炎瓶を投げたり、中国寄りと見なされた飲食店を壊したりしたということです。
香港では、区議会議員選挙を控えた先月19日以降、10日余り警察とデモ隊の大きな衝突は起きていませんでしたが、選挙のあと、初めての週末となった1日と11月30日は、警察が再び催涙弾を使って強制排除に乗り出す事態となっています。
先月24日の区議会議員選挙では、政府に批判的な立場をとる民主派が圧勝しましたが、香港政府は市民のさらなる要求には応じない姿勢を崩しておらず、多くの市民がいらだちを募らせています。
今月8日には、100万人規模のデモを主催した民主派団体が再びデモを計画していて、政府や警察の対応次第では、抗議活動が再び活発化する可能性も指摘されています。
ソース:NHK ニュース